小さな小さな『修道士』が世界から注目!魚に説教する、彼の正体にキュン
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。
南アメリカのボリビアにある都市・コチャバンバ。この街にある聖フランチェスコ修道院には、ちょっぴり変わった修道士がいます。
保護された犬、立派な修道士に大変身!
修道士の名は、『ヒゲ』という意味のブリゴトーン。なんと彼は、人間ではなく犬の修道士なのです!
修道服を着用したブリゴトーンは、この修道院で優しい『仲間』に囲まれて暮らしています。
出典:Kasper Mariusz Kaproń Ofm
ブリゴトーンは元々、修道院に迷い込んだ野良犬でした。
聖フランチェスコは、「動物や自然を兄弟のように愛せよ」と唱えた愛護精神溢れる聖人。同じく動物を愛している修道士たちは、ブリドトーンを保護することにしたのです。
出典:Kasper Mariusz Kaproń Ofm
出典:Kasper Mariusz Kaproń Ofm
ちなみに、聖フランチェスコには魚に説教を試みたという逸話があります。そんな聖フランチェスコを見習ったのか、ブリゴトーンも魚に説教するように!
出典:Kasper Mariusz Kaproń Ofm
…という冗談はさておき、元気いっぱいなブリゴトーンは魚や鳥といった他の動物たちに興味津々なのだそうです。
地元の動物愛護団体Proyecto NaricesFríasに対し、修道士たちはこうコメントしています。
ブリゴトーンは修道士としての仕事をこなしつつ、たくさんの人から愛を受けて暮らしています。
きっと彼は、これからもたくさんの動物たちに神様の教えを説いてくれることでしょう!
[文・構成/grape編集部]