「僕らが空き巣から守るよ!」 笑顔で家の中に入ってくる若者に、平和を見た
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盗撮カメラを仕掛けやすい場所は? 防犯のプロの解説にゾッとする厳しい残暑で、まだまだ薄着や軽装で過ごす人が多い、2025年9月下旬。肌の露出が増えるこの季節は、盗撮犯にとって狙いやすい環境が広がるともいえます。 被害を防ぐために有効なのは、一度だけ犯罪者の視点で考えてみることです。...

空き巣が避ける家の共通点とは? 元警察官が語る“見られる家づくり”突然ですが、あなたが強盗や空き巣犯だったら、どんな家の外観だと近づきたくないと思うでしょうか。 犯人の立場になって、ちょっと考えてみてください。 元警察官である筆者は、防犯の基本は犯罪者の視点で自分の家を見直すことだと思...
- 出典
- きょうの蔵出しNHK
なかなかなくならない空き巣被害。防犯対策はできていますか。
出かけるときには鍵をかけるのが当たり前の現代では、想像しづらい光景をご紹介します。
1956年に撮影された、笑顔で空き家に侵入する少年少女の映像をご覧ください。
僕らに任せて! 少年たちがパトロール
こちらの映像は、福岡県糟屋郡志免中学校で実際に結成されていた『少年パトロール隊』の様子。
当時、農繁期を狙った犯罪が多発していたため、5人1組で見回りをしていたそうです。
留守の家に入り、住居者の代わりに戸締まりや台所の火消しをする少年少女たち…。
「無人の家に勝手に入らない」が常識の現代では、なかなかの衝撃映像ですよね。
さらには農家の仕事まで手伝う姿に、地域に暮らす人々の間で垣根のない交流があったことがうかがえます。
『防犯』には地域の温かい交流が1番かもしれませんね!
[文・構成/grape編集部]