麦茶の常温保存はダメ!『麦茶』を作る時の保存と注意点
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カフェインを含まず、大人から子どもまで幅広く飲むことのできる「麦茶」。
冷蔵庫に常備している方も多いかもしれませんね。自宅で煮出したり、水出しで作る麦茶はどんなことに気をつけて保存するのが良いのでしょうか?
今回は<麦茶の保存>についてご紹介します。
家庭で作った麦茶の保存、それで大丈夫?
喉がかわいた時や、食事に合わせても飲みやすい「麦茶」。家庭で作って冷蔵庫に常備している方も多いのではないでしょうか。
身近な飲料ですが、保存方法や保存期間は気をつけていますか?
今回は、麦茶の保存について、麦茶の<保存場所、保存容器>、麦茶を作る時の注意点をご紹介します。
以下に詳しく見ていきましょう。
麦茶の保存に適した場所は
麦茶を保存する際、常温保存はNGです。冷蔵庫や冷凍庫に保存しましょう。
冷蔵保存
麦茶には「冷蔵保存」が適しています。常温で放置すると、雑菌が繁殖する原因に。必ず冷蔵で保存しましょう。
家庭で煮出した麦茶や水出し麦茶の場合、清潔な容器に入れれば、2〜3日は保存できるそうです。麦茶は麦のでんぷん質が溶け出している生ものです。
でんぷん質は腐敗しやすいので、なるべく早めに飲みきりましょう。
麦茶パックによっても消費期限が異なります。必ずパッケージの記載事項を確認しておきましょう。
冷凍保存
作った麦茶は、冷凍保存することもできます。製氷皿で麦茶の氷を作っておくと、水筒に入れて持っていく際にも便利です。
水筒の麦茶に麦茶の氷を入れると、保冷効果があります。また、氷が溶けた際にも麦茶の味が薄くならず、おいしく飲むことができますね。
冷凍庫に常備しておくと、夏場は何かと助かりそうです。
麦茶を保存にも大きく関わる「作る時の注意」
麦茶の保存だけではく、作る時にも気をつけたいポイントがいくつかあります。しっかり確認しておきましょう。
保存容器について
麦茶の保存には、「フタ付きで耐熱性」の容器がおススメです。容器はあらかじめ熱湯消毒しておきましょう。
プラスチック製よりカルキ汚れがつきづらいガラス製のもの、カルキ汚れが付着しないタイプのプラスチック製の容器が洗う際には扱いやすいですね。
また、傷のつきやすいプラスチック製の容器の場合は、傷のついた部分に雑菌が残り繁殖し麦茶が傷みやすくなることがあるので注意しましょう。
煮出して作る場合
煮出した麦茶を保存する際のポイントは、煮出した後、できるだけ早く粗熱をとること。水を張ったボウルに保冷剤や氷を入れ、そこに鍋ややかんごと入れて冷やします。
粗熱がとれたら冷蔵庫で保存しましょう。粗熱のとれていない麦茶をそのまま冷蔵庫へ入れてしまうと、庫内の他の食品が傷む原因になってしまいます。必ず粗熱を取ってから保存しましょう。
水出しで作る場合
水出し麦茶の場合、出来上がったら、速やかに麦茶バッグを取り除いて保存しましょう。
麦茶バッグを入れたままにすると、時間の経過とともに味がどんどん濃くなってしまいます。さらに、腐敗の原因となるでんぷん質も多く出て、傷みやすくなるそうです。
麦茶バッグを取り出す際は、雑菌が入らないように清潔なトングや菜箸を使用しましょう。
麦茶パックの保存はどうすればいい?
麦茶を作る際に便利な麦茶バッグは一袋に入っている量も多く、使い切れないこともありますよね。開封後はどのように保存すれば良いのでしょうか?
麦茶は、湿気や空気中の酸素が苦手。袋を一旦開封したら、密閉できる容器や袋などに移し替えて保存しましょう。密閉容器に入れることで、風味も逃げにくくなりますよ。
おわりに
いかがでしたか?麦茶の保存は冷蔵・冷凍保存が基本。保存する際は保存容器の熱湯消毒や、作る際にも菌の繁殖に気をつける必要があります。美味しくいただくためにも、保存には十分気をつけたいですね。
参考:コープ九州事業連合「家庭で作った麦茶の細菌検査比較」
参考: 石垣食品株式会社「お客様Q&A 」
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