「小学生になったからチャイルドシートはいいか」 その考えが危険だと分かる事実
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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6歳未満の子どもには、法律によって使用が義務付けられているチャイルドシート。
小学生になったし、そろそろ外してしまっていいか。
そう考える人が、多いようです。
ロードサービスなどを行うJAFが、2013年に「小学生を学童用のチャイルドシートに座らせているか」というアンケート調査を行ったところ、次のような結果が出ました。
チャイルドシートを使用していない人が75%と、多くの割合を占めたのです。
しかし、車のシートベルトが正しく着用できるのは身長約140cmからといわれており、多くの10歳未満の子どもは身長140cmに達しません(※文部科学省調べ)。
仮に身長が足りない状態でシートベルトをし、事故にあってしまったらどうなるのか…JAFの実験動画をご覧ください。
肩や腰のベルトがうまく機能せず、逆に首や腹部を強く圧迫するなど、危険な状態になってしまうのです。
法律を守ることは重要ですが、もっと大切なのは子どもの命を守ることです。
「義務付けられているのは6歳未満だから」と安易に考えず、安全のためにチャイルドシートを使用するようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]