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パンダ「宮司の代理です」 神社に現れた異色の存在に話を聞いてみた

By - grape編集部  公開:  更新:

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――この時期は暑くないのか。

中に扇風機がつけられるので、実はそこまで暑くありません。それに、しゃべる時は取ってしまうので。

パンダの被り物の内部に、マグネット式で着けられるようになっているという小型扇風機。なんともハイテクです…!

子どもウケ抜群のパンダ宮司代理

――パンダ宮司代理で、参拝客は増えたか。

話題になったのも最近のことなので、目に見えた反響はありません。

しかし、話題になったことがきっかけで、Twitterのフォロワー数は300人近く増えたのだそう。

――有鹿神社は何を祀っているのか。

水の神様です。水はすべての命の源ですので、農業を始めとする産業や子育てを守護します。

子育てにご利益があるということで、お宮参りに訪れる参拝客も多いそう。だからなのか、拝殿や社務所には可愛らしい動物の置物が鎮座しています。

パンダ宮司代理もきっと子どもウケ抜群のはず。お宮参りは有鹿神社に足を運んでみてはいかがでしょうか。

地元の方々が誇りに思えるような神社に

拝殿の天井に描かれている龍の絵が海老名市の文化財にも指定されている有鹿神社。

それほど歴史ある神社が、パンダ宮司代理のようなパフォーマンスを行うことは意外です。

――神様を祀る立場として、パンダ宮司代理の存在は大丈夫なのか。

神社神道から逸脱しない範囲で行っています。

また、小島さんがパンダ宮司代理を続けるのは、地元の方々に対する思いが強く関係しているようでした。

こうして話題になることで、地元の方々に有鹿神社の存在を知っていただきたいという思いがあります。

そして、地元の方々に誇りに思ってもらえ、愛されるような神社になれたらな…と思います。

神社とは、地元の人々を守る存在です。パンダ宮司代理の見た目のファンシーさの裏には、海老名に暮らす人々に対する熱い思いが隠されていたのでした。


[文・構成/grape編集部]

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