何かいいことが起こるかも? 西の空を舞う『鳳凰』が目撃される
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1300年に一度の『レモン彗星』 高校生が撮影した1枚に「いいことがありそう」1300年に一度の『レモン彗星』を、東京都立立川高校天文気象部の高校生が3週間の粘り強い観測の末に捉えました。エメラルドグリーンの尾が夜空に輝く、幻想的な1枚をご覧ください。

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- 出典
- @arakencloud






雲研究者であり、気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎(@arakencloud)さん。彼が撮影した、空を舞う『鳳凰』の写真が話題を呼んでいます。
2017年9月10日、沖縄に滞在していた荒木さんが空を見上げると、そこには…。
空を彩る鳳凰の正体は、太陽の光が小さな水滴や氷晶によって回折し、色鮮やかに彩られた雲、『彩雲(さいうん)』。
古くから縁起がいいとされていて「見たらいいことが起こる」「吉兆の前触れ」といわれています。
撮影者の荒木さん自身、「まるで鳳凰のよう」と例えるほどの神々しさが、多くの人を魅了しています。
17時過ぎに沖縄県名護市付近の西の空で目撃されたという、こちらの彩雲。
さらにこの日は、太陽の光が空中に浮かぶ小さな氷の結晶で屈折してできる『幻日』も現れるという、ミラクルが起きていました。
自然の雄大さと神秘さを感じる光景。写真を通してでも、何かいいことが起こりそう…そう思わせてくれる美しさです。
[文・構成/grape編集部]