それが知りたかった!青空を見上げた時、視界の中でうごめく『アレ』の正体
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視界の中に、透明な何かが泳いでいるのが気になる方もいるのでは?小さな虫のようだったり、透明な、得体の知れないものに見えるかもしれません。
もっとよく見ようとすると消えてしまって、目をそらすとまた現れたりします。
これは「ムスカイボリタンテス」、ラテン語で「飛蚊症」という意味の現象です。なぜこのような現象が起きるのか、分かりやすく説明している動画をご紹介します。
原因1. 硝子体液中の浮遊物による影
飛蚊症といっても、その実際は虫ではありません。眼球の中に存在するものです。動いたり形を変えたりするので、生き物のように見えるかもしれません。
その正体は、影。目の内部を満たす「硝子体液」というジェル状の液体があります。この中に浮遊している赤血球やタンパク質の固まりや、細胞組織の小片が網膜に影を落としているのです。これらの浮遊物は目が動くと一緒に漂って、目の動きが止まると浮遊物は少し弾んで見えます
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原因2. 毛細血管中の白血球
これとは別に、明るい青空を見た時に小さな光の点が素早く動くのが「ブルーフィールド内視現象」と呼ばれるものです。
浮遊物を見るのとは反対で、この場合は影を見ているわけではありません。毛細血管内に小さな動く「窓」ができ、そこを通る光そのものが網膜に写っています。
この「窓」は、網膜の表面にある毛細血管を通る白血球によって作られます。白血球が大きくて赤血球が追い越していけない時、白血球の前の血液は血漿だけを含む状態になります。この部分は青い光をたくさん透過させる特性があります。その光が網膜に映って起こるのが「ブルーフィールド内視現象」です。
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この現象が起こるといつでも動く光の点が見られます。この点は毛細血管の流れに沿って、脈拍と同じリズムで動きます。場合によっては、点の後ろに黒い尾のようなものまで見えることも。これは白血球の背後に集まっている赤血球が見えている状態です。
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これらの動く点は、脳が無視することを覚えるので気づかないことが多いそうです。しかし異常に数が多かったり大きな浮遊物が視野を妨害する場合は、眼科医の診断を仰いだ方が良いとのことです。
「ブルーフィールド内視現象」がよく見えるのは、良く晴れた日の青空を見ながら、焦点を顔の前15cm位に合わせた時。しばらくすれば漂うような光点が見えてきます。なんのことかわからない、という方は一度試してみてください。
目の前をふわふわ浮く存在、気になる人にとってはうっとうしいものですよね。でも、その正体がわかることで、少しは気持ちが楽になったりはしませんか?