人間の可能性ってすごい! 1枚の絵に感動する人が続出! By - grape編集部 公開:2017-10-15 更新:2018-05-14 イラスト病気目 Share Post LINE はてな コメント 視線を使って文字などを入力できる『OriHime eye』を開発した吉藤オリィ(@origamicat)さん。1枚の絵を投稿し話題になっています。 優しくて温かい絵 話題の絵を描き上げたのは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の榊さん。 ALSとは、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動神経細胞(運動ニューロン)の病気です。体の筋肉が衰え、動かせなくなっていく難病の1つといわれています。 榊さんは、動かせなくなった手足の代わりに『OriHime eye』を使い、とても温かみのある絵を完成させました。 その絵がこちらです! 眼しか動かせないALS患者の榊さんがOriHime eyeを使い、視線入力で描かれた最新作がこちら。おそらく、眼だけでここまで絵をかける人はおらず、人類未踏の領域。人の可能性を更新しているのは痺れる。 pic.twitter.com/y6HEG7cmC8— 吉藤オリィ(オリィ研究所 代表) (@origamicat) 2017年10月8日 懐かしさと温かさを感じる絵。とても視線だけで描き上げたとは思えません。 榊さんは『OriHime eye』を使って絵を描くことに「手で描くようにはいきませんが、逆にそれが面白いです」とコメントしています。 絵について、榊さんのコメント。普段はOriHime eyeの文字盤チャット機能でお話しており、タイピングも開発者より高速です。榊さんはじめOriHimeのユーザーさんは皆、お客様というより新しい可能性を一緒に研究、挑戦するパートナーになってくださっています。 pic.twitter.com/EcsHXNkR2q— 吉藤オリィ(オリィ研究所 代表) (@origamicat) 2017年10月9日 榊さんの絵を見た人々から、温かい言葉が寄せられました。 頭の中や心にあるものを、目で表現できるって素晴らしいですね。 優しくて温かい絵。きっと榊さんの世界そのものなんでしょう。 ALSのこともOriHime eyeのことも知りませんでしたが、技術の進歩と人間の可能性に感動しました。 たとえ体が動かせなくても、自分の気持ちや想像したものを絵にして伝えた榊さん。 こちらが、作者の榊さんOriHimeやOriHime eyeを毎日最も長い時間使っている方の1人です。開発者冥利に尽きます。 pic.twitter.com/tTuE5K2Frj— 吉藤オリィ(オリィ研究所 代表) (@origamicat) 2017年10月8日 こういった技術の進歩とあわせて、榊さんが持つ挑戦し続ける心が、人間の可能性をさらに広げていくのかもしれませんね。 OriHime eyeについて [文・構成/grape編集部] 『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が? レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」 出典 @origamicat/デジタル透明文字盤「OriHime eye」 Share Post LINE はてな コメント
視線を使って文字などを入力できる『OriHime eye』を開発した吉藤オリィ(@origamicat)さん。1枚の絵を投稿し話題になっています。
優しくて温かい絵
話題の絵を描き上げたのは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の榊さん。
ALSとは、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動神経細胞(運動ニューロン)の病気です。体の筋肉が衰え、動かせなくなっていく難病の1つといわれています。
榊さんは、動かせなくなった手足の代わりに『OriHime eye』を使い、とても温かみのある絵を完成させました。
その絵がこちらです!
懐かしさと温かさを感じる絵。とても視線だけで描き上げたとは思えません。
榊さんは『OriHime eye』を使って絵を描くことに「手で描くようにはいきませんが、逆にそれが面白いです」とコメントしています。
榊さんの絵を見た人々から、温かい言葉が寄せられました。
たとえ体が動かせなくても、自分の気持ちや想像したものを絵にして伝えた榊さん。
こういった技術の進歩とあわせて、榊さんが持つ挑戦し続ける心が、人間の可能性をさらに広げていくのかもしれませんね。
OriHime eyeについて
[文・構成/grape編集部]