心が痛い! 図書館に来た犬の『ガッカリ写真』が拡散された結果?
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アメリカには、子どもが動物に本を読み聞かせる『Paws to Read』というプログラムがあります。
大学の研究結果から、『Paws to Read』は次のような効果があるといわれています。
アメリカのミネソタ州にある『ホワイト・ベアー・レイク図書館』も、子どもたちのために『Paws to Read』の活動に参加している、施設の1つ。
セラピードッグが図書館を訪れて、子どもたちの朗読を静かに聞いてくれます。ですが、ある日のこと。それを写した、悲しすぎる写真が人々の心に刺さりました。
誰かいないの?
退役軍人のジョン・ミュエルナーさんと一緒に暮らしている、セラピードッグのスティングくん。
元々はレースで走っていた犬なのですが、引退してジョンさんに引き取られました。
その後は、スティングくんはセラピードッグとして活躍。2018年2月7日には、『Paws to Read』の相手として、『ホワイト・ベアー・レイク図書館』を訪れたのですが…。
(おや?)
(誰も…。)
(誰もいない!)
朗読に来る子が、1人もいなかったのです!
写真のシェアで、スティングくんのために人が集まる
がっかりしているように見えるスティングくんの表情を撮影した、飼い主のジョンさん。3枚の写真と一緒に、以下の文章をFacebookに投稿しました。
すると、10万以上もの人が投稿をシェア。「悲しすぎる…」「泣かないで、スティング」「もう8歳すぎてるけど読んであげたい!」など、たくさんのコメントが寄せられました。
図書館にも連絡が殺到。あっという間に予約が埋まり、『ホワイト・ベアー・レイク図書館』を管理している『ラムジー郡図書館』は、2月10日にFacebookで嬉しい報告をしました。
力なく肩を落として見えたスティングくん。
これからの『Paws to Read』では、スティングくんはたくさんの子どもたちに囲まれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]