心が痛い! 図書館に来た犬の『ガッカリ写真』が拡散された結果?
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。
アメリカには、子どもが動物に本を読み聞かせる『Paws to Read』というプログラムがあります。
大学の研究結果から、『Paws to Read』は次のような効果があるといわれています。
アメリカのミネソタ州にある『ホワイト・ベアー・レイク図書館』も、子どもたちのために『Paws to Read』の活動に参加している、施設の1つ。
セラピードッグが図書館を訪れて、子どもたちの朗読を静かに聞いてくれます。ですが、ある日のこと。それを写した、悲しすぎる写真が人々の心に刺さりました。
誰かいないの?
退役軍人のジョン・ミュエルナーさんと一緒に暮らしている、セラピードッグのスティングくん。
元々はレースで走っていた犬なのですが、引退してジョンさんに引き取られました。
その後は、スティングくんはセラピードッグとして活躍。2018年2月7日には、『Paws to Read』の相手として、『ホワイト・ベアー・レイク図書館』を訪れたのですが…。
(おや?)
(誰も…。)
(誰もいない!)
朗読に来る子が、1人もいなかったのです!
写真のシェアで、スティングくんのために人が集まる
がっかりしているように見えるスティングくんの表情を撮影した、飼い主のジョンさん。3枚の写真と一緒に、以下の文章をFacebookに投稿しました。
すると、10万以上もの人が投稿をシェア。「悲しすぎる…」「泣かないで、スティング」「もう8歳すぎてるけど読んであげたい!」など、たくさんのコメントが寄せられました。
図書館にも連絡が殺到。あっという間に予約が埋まり、『ホワイト・ベアー・レイク図書館』を管理している『ラムジー郡図書館』は、2月10日にFacebookで嬉しい報告をしました。
力なく肩を落として見えたスティングくん。
これからの『Paws to Read』では、スティングくんはたくさんの子どもたちに囲まれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]