バス内で突然、乗客が意識不明に! 周囲のトルコ人の対応に称賛の声
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夏休みに帰省した親子 電車が到着すると、見知らぬ人が声をかけてきて?数年前の夏休みに2人の娘さんを連れて帰省をした、あやこ(ayako_no_manga)さんは、その際に体験した出来事を漫画にし、Instagramに投稿しました。

電車内で泣く幼い子供に舌打ちする男性 その後に「優しい世界」「予想できなかった」赤信号わたる(@GoAkashin)さんが描いた創作漫画に登場するのは、電車に幼い子供と乗っていた、1人の母親。泣き出してしまった我が子を必死であやしますが、一向に泣き止む気配がありません。 母親の周囲には、何やら不穏な雰囲気を醸し出す男性がいたのですが…。
およそ1400万人が住むトルコ最大の都市・イスタンブール。経済の中心地でもあるこの街には、日々多くの人が行き交っています。
そのため、イスタンブールで交通渋滞は付きもの。ラッシュ時は、多くの人がメトロビュスを利用します。
※写真はイメージ
メトロビュスとは、路面に専用レーンがある2両連結のバスのこと。
専用レーンがあるため道路の混雑に巻き込まれることがなく、比較的スピーディに移動することができます。
トルコの電車内で、人が突然倒れた!
イスタンブールで暮らしている漫画家の市川ラク(@Raku_ichikawa)さんは、ある日メトロビュスに乗っていました。
ラッシュ時の乗車だったため、車内は混雑していました。そんな中、1人の乗客が意識を失い、倒れてしまったのです!
もし目の前で人が倒れたら、あせってしまったり、あたふたしてしまったりで、頭が混乱してしまう人は少なくないことでしょう。
しかし、イスタンブールの人たちは初対面であろう倒れた乗客に素早く適切な処置を施し、見事な連携プレーを見せたのです。
「もし私に向かって病人が倒れてきたら、今日のみなさんくらい動けなければ!」
行動力と思いやりあふれる姿を見て、市川さんはトルコ人の素晴らしさに感動しました。そして、自分もこういった人になりたいと思ったといいます。
緊急事態が起こった時のために、私たちも正しい知識と優しい心、そして勇気を常に持ち合わせていたいですね。
トルコでの暮らしを描いたエッセイ漫画が連載中!
トルコでの体験を描いた市川さんのエッセイ漫画『わたし今、トルコです。』が、コミックビームで連載中です。
単行本も発売されているので、「もっとトルコのことを知りたい!」という人は、ぜひご覧になってください!
わたし今、トルコです。 (ビームコミックス) 市川 ラク
[文・構成/grape編集部]