卒業生に、教授が「3年は勤めろなんて無視しなさい」 理由に考えさせられる
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- 出典
- @6rain410
「どんな会社でも、とりあえず最低3年は勤めなさい」
こんな言葉をよく耳にします。
就職先が自分と合わなくても、最低3年はその会社で働いてから考えなさい、というものです。
3年という数字は、会社によりますが3年勤めると退職金がもらえたり、転職活動の際に「短期間で辞めたなんて、根性がないなあ」とマイナスイメージを抱かれたり…といった理由があったためでしょう。
ですが、最近ではその考えに疑問を抱く人が増えてきています。中には、3年間ブラック企業で耐えているうちに、心に支障をきたした人も少なくありません。
卒業生へ、大学の教授が告げた言葉
雨宮ミヅキ(@6rain410)さんが大学を卒業する際、教授にあることをいわれました。
大切な生徒たちを想って教授が告げたのは「3年は勤めろ、という言葉は無視しなさい」ということでした。
みなさんが就職される会社の目的は、何ですか?
お金もうけです。あなたを幸せにすることじゃありません。あなたを守ってはくれません。
だから、危険を感じたら「3年は勤めろ」なんて無視しなさい。
会社は利益を追求し、あなたはあなたの幸せを追求する。自然なことです。
諭すように、教授はそういいました。
日本の抱える社会問題の1つである、過労死…「ガマンしないと」「辞められない」と自分にいい聞かせた結果、命を絶ってしまった人もいます。
生徒たちの中から苦しい思いをする人が出ないよう、これから社会にはばたく生徒たちに教授はそういったのでしょう。
会社の利益と自分の幸せが両立するのは、そう簡単なことではありません。だからこそ、「合わない」と思った時は、次の会社を見つけることも大切です。
会社によっては伸びしろのある若者を求める場合もありますし、合わない会社で3年も時間を費やすことになってしまいます。
何より、「最低でも3年」という言葉にとらわれ、資本である身体を壊してしまっては元も子もありません。
しっかりと見極めた上で判断し、素早く別の道を進むのが『当たり前』な社会になれば、苦しむ人を減らすことができるかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]