岡村隆史『いじめ論争』で終了した企画についてひと言 大きな反響を呼ぶ
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- 出典
- めちゃ×2イケてるッ!
バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)が2018年3月31日に最終回を迎え、22年の長い歴史に幕を降ろしました。
豪華なゲスト出演者を迎えただけでなく、過去の人気コーナーが一夜限りの復活を遂げるなど、ファンも喜ぶ内容となった最終回。
2001年に打ち切りになった『七人のしりとり侍』も、17年ぶりに復活を果たし多くの視聴者を驚かせました。その中で、岡村隆史さんが放った発言が反響を呼んでいます。
根本的な問題は、そこではない
そもそも『七人のしりとり侍』が打ち切りになった理由は、視聴者からの相次ぐクレームでした。
3文字でのしりとりを続ける『七人のしりとり侍』では、失敗した人が袋叩きにあう罰ゲームが用意されていました。
しかし、この罰ゲームに対して「いじめを助長する」「暴力的な行為を肯定している」との声が寄せられ、論争にまで発展。1年も経たずに打ち切りとなりました。
3月31日の最終回では、加藤浩次さんが「このコーナーは、悪い意味で社会現象になったから」と、打ち切りになった経緯について言及。
すると、番組のメイン出演者の1人である岡村隆史さんからは、皮肉ともとれるこんな発言が飛び出したのです。
コーナー打ち切り後、いじめの問題はなくなるどころか、むしろ年々深刻化しているのは明らか。
「根本的な問題はTVではない」といっているようにもとれる岡村さんの発言に対して、視聴者からはさまざまな反応が寄せられました。
・そもそもいじめを行う人自身に問題があるんだよ。TVに責任を押し付けたところで、なんの解決にもならない。
・コーナーを打ち切って、何か解決した?ただのクレーマーの自己満足だったよね。岡村さん、最高の皮肉だったよ!
・当時『七人のしりとり侍』を見ていたけど、別に罰ゲームを真似しようとは思わなかったけど。
寄せられているコメントの大半は、岡村さんの発言を皮肉ととらえた上で、同意するものでした。
しかし、「そもそも論でしかない」「物事のよし悪しを判断できない子が多いのだから仕方がない」「出演者だから、打ち切りに対して嫌な顔をしているだけ」と、打ち切りを肯定する声も。
いじめの問題はなくなってはいないものの、「もしもあのまま放送を続けていたら」と考えると、どちらが正解かは分かりません。
しかし、「表面的な問題を排除したところで、いじめ問題は解決しない」ということだけは間違いありません。
子どもたち一人ひとりに目を向け、細かいケアや対応を欠かさないことこそが、いじめ問題を解決する糸口なのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]