西城秀樹とちびまる子ちゃんの『奇縁』に驚く声 「こんな偶然ってあるの」
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grape [グレイプ] entertainment
2018年5月16日、急性心不全のため63歳で亡くなっていたことが分かった、歌手の西城秀樹さん。
西城さんの若いころを知っている人にとっては、『新御三家』の1人という印象でしょう。
しかし、30代以下の人からは「アニメ『ちびまる子ちゃん』に登場する、お姉ちゃんが好きな歌手」という印象の人が多くを占めるようです。
まる子のお姉ちゃん(さきこ)は、作中で西城さんをモデルとした『ヒデキ』の熱狂的なファンとして描かれています。
ヒデキのブロマイドを持って大騒ぎしたり、ヒデキを想うあまり我を忘れてしまったり、レコードを聴いて絶叫したり…といった姿が印象的です。
アニメを見ていた人たちは、当時「普段はクールなお姉ちゃんがこんなに騒ぐなんて、きっとヒデキはすごい歌手なんだ…」と思ったことでしょう。
西城秀樹と『ちびまる子ちゃん』の偶然に、ネットから驚く声
1990年から2016年までお姉ちゃんの声優を務めたのは、水谷優子さん。
水谷さんは2016年に乳がんで亡くなり、現在の放送では2代目の豊嶋真千子さんが声を当てています。
今回の西城さんの訃報によって、ネット上では西城さんとちびまる子ちゃんの『不思議なつながり』が話題になっています。
お姉ちゃんの声優を務めていた水谷優子さんが亡くなったのは、2016年5月17日。
そして、西城秀樹さんの旅立ちが報じられたのは2018年の5月17日。
この話題はまたたく間に拡散され、ネット上では「こんな偶然あるんだ…」「天国でお姉ちゃんとヒデキが幸せになるといいな」といった声が多数上がっています。
原作者のさくらももこさんが西城さんのファンのため、1991年にはエンディングテーマとして『走れ正直者』が流れました。
西城さんの訃報を受け、「アニメで再び『走れ正直者』を流してほしい」という要望が上がっています。
若いころの西城さんを知らない世代に、『ヒデキ』の素晴らしさを広めたお姉ちゃん。きっと、空の上で憧れのヒデキに握手をしてもらっていることでしょう。
ヒデキ、再登場!
5月27日の放送で、ファンの願いが叶い、ヒデキが再登場しました。
『ちびまる子ちゃん』に西城秀樹(ヒデキ)再登場! 涙が出そうなコメントも
[文・構成/grape編集部]