葬儀場に並べられた大量のリュックサック その意味に、涙が止まらない
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値引きシールが貼られた海鮮丼、よく見ると? 「これは欲しい」北海道在住の咲来(@sakkurusan)さんは、千歳市にある道の駅『サーモンパーク千歳』で撮影した写真をXに投稿。北海道らしい光景に、うらやむ声が相次ぎました!

たけのこ掘りの際カゴを置き去りに、1日後…「さすがに二度見した」「1日でこれかぁ」「昨日は確かに何もなかったはずなのですが、竹林に忘れ物をすると時々こういったことが起こります…」という不穏な言葉をXに残し、当時の『現場』を公開したのは、@natuzundaさんです。竹林でのエピソードには、なんと12万件以上の『いいね』が寄せられています。
故人を送るため、葬儀場に飾られる花や思い出の品々。
※写真はイメージ
故人の死を悼み、丁寧に手向けられた多くの花を葬式で目にすることはありますが、アメリカで撮影されたある葬儀場の光景に、涙を誘われる人が続出しています。
花の代わりに飾られた、大量のリュックサック
とある葬儀場で撮影された、こちらの光景をご覧ください。
一般的な葬式でよく見かける大量の花の代わりに、色とりどりのリュックサックが飾られています。
写真をネット上に公開したのは、アメリカ在住のブラッド・ジョンソンさん。
こちらの葬儀場で行われたのは、ブラッドさんのいとこである女性の葬式でした。
アメリカの学校で教師をしていたいとこは、がんによる闘病生活の末、2018年6月にその生涯を終えたといいます。
ブラッドさんは、場内を撮影した写真に対し、次のような説明をつづっています。
ブラッドさんのいとこは、「先生として自分にできることは何か」を考え、家庭などの事情で学用品をそろえることが難しい子どものために、このような提案をしたのでしょう。
集まったリュックサックの中には、学校で使えそうな文房具もたくさん見受けられます。
教師として慕われ、人望の厚かったいとこの葬式には、これまで一緒に働いてきた約100人の同僚が訪れました。
お世話になった感謝と別れを告げるため、運ばれてくる棺を待つ同僚たちの様子がこちらです。
最後まで子どもたちのことを考え、行動した1人の教師の生きざまは、世界中の人々の胸を打ちました。
【ネットの声】
・いままで聞いたどんなエピソードよりも素晴らしく、胸を打つ物語です。
・なんて美しい心を持った教師なのでしょう…。ご冥福をお祈りいたします。
・生徒想いの教師に教わることのできた子どもたちは、とても幸せだったことと思います。
葬儀場に集まったリュックサックを始めとする学用品は、すべて元同僚たちの手によって学校まで送り届けられたといいます。
一つひとつのリュックサックや文房具が、子どもたちの手にわたる時…。子どもたちは、自分たちを想い、見守り続けてくれた1人の教師を思い浮かべることでしょう。
そして、その人物が誰よりも深い愛を注いでくれていたことを知るのです。
[文・構成/grape編集部]