七夕に、願いが叶いますように 和菓子の天の川に込められた想い
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「ご先祖様も、笑ってくれる気がする」 職人が『迎え盆』に公開したものに反響!和菓子職人の三宅正晃(@beniyamiyake)さんが作った、『精霊馬』『精霊牛』に注目が集まりました。

和菓子職人「久しぶりに作りました」 完成させたのは?「娘が好きそう!」和菓子の一種である、練り切り。古典的な題材のほか現代的なモチーフまで、自由な発想で作れるのも魅力の1つといえるでしょう。2025年8月4日、栃木県真岡市で和菓子店『御菓子司 紅谷三宅』を営んでいる、三宅正晃(@beniyamiyake)さんがXを更新。「久しぶりに作った」という練り切りが話題になっています。
「七夕の日が晴れますように…」
七夕は、1年に1度だけ織姫と彦星が逢える日。子どものころは、「天の川が見たい」と、てるてる坊主をつるしてお願いしたものです。
しかし、2018年の七夕は西日本を中心に記録的な豪雨に見舞われています。多数の死者や安否不明者が出る、大きな災害となってしまいました。
愛知県豊田市の老舗和菓子屋である『菓舗 近江屋(@oumiya_toyota)』は、被災地を憂いて、和菓子で天の川を作りました。
「1日でも早く復興し、家族が安心して暮らせますように」
祈りが込められた、美しい和菓子をご覧ください。
七夕に飾る笹の透き通る緑色、星を思わせる金箔が美しい和菓子です。
この和菓子は販売されているものではなく、被災した多くの人を想って作られました。
被災地に穏やかな日が戻ってくることを、私たちも祈りましょう。
[文・構成/grape編集部]