夏の風物詩といえば… 和菓子職人が『具現化』したものに「食べるのが勿体ない!」
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和菓子職人
三宅正晃
栃木県真岡市にある『御菓子司紅谷三宅』の2代目店主を務める、動物をかたどった練切を得意とする和菓子職人。1級菓子製造技能士(和菓子)、製菓衛生師。
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あなたは、夏の風物詩といえば何を思い浮かべますか。
花火や夏祭り、プールなど、パッと頭に浮かぶものは人それぞれでしょう。
2025年7月13日、栃木県真岡市で和菓子店『御菓子司 紅谷三宅』を営んでいる、三宅正晃(@beniyamiyake)さんはXで、自身が思う夏の風物詩を発表。同時に、和菓子の練り切りで具現化してみせました。
三宅さんが作った練り切りのモチーフは一体何なのか…つづられたコメントとともに、確かめてみましょう!
「夏の風物詩といえば妖怪」
そう、三宅さんが作ったのは、妖怪のぬりかべ!
妖怪と聞くと、おどろおどろしいイメージを持つ人がいるかもしれません。しかしこの『ぬりかべ』は、愛らしさにあふれていますよね。
また、この練り切りにはゴマが入っているとか。
ただ眺めて、愛でているだけでも満足できそうですが、一度口に入れれば、ゴマ特有の豊かな香りがブワッと広がるでしょう!
この『ぬりかべ』が、販売用に大量に並べられると、ご覧の通り。
目の位置やゴマの模様など、一つひとつに個体差があり、まさに職人の手作りであることがはっきりと分かるでしょう。
練り切り製のかわいらしい『ぬりかべ』には、このようなコメントが寄せられています。
・和菓子の想像力、無限大ですね。
・かわいいから、食べるのがもったいない!
・集団のぬりかべ、さりげなく顔に個性があるのがまたいい。
・かわいすぎて泣きそう。こんなぬりかべに出会ってみたい!
2024年10月には、少し不気味な見た目の妖怪をモチーフにした練り切りを披露していた、三宅さん。
三宅さんの手にかかれば、妖怪のかわいさを引き出すのも、不気味さを演出するのも、お手の物なのでしょう!
[文・構成/grape編集部]