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娘が舌を切って救急車 「それぐらいで?」という声に「その考えが怖い」と反論

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

プライベートでは1児の父親でもある、お笑いコンビ『Wエンジン』のチャンカワイさん。自身のブログではお子さんを溺愛している様子をつづり、子煩悩ぶりを発揮しています。

しかし、2018年7月22日に『出来る事を全力で。』のタイトルで更新されたブログでは、お子さんを守れなかった自身の不甲斐なさをなげきました。

想像もできない血の量

お子さんが誤って舌を切ってしまった際、想像以上の出血量だったため、真っ先に救急車を呼んだというチャンカワイさん。

幸い大事にはいたらず出血も止まったものの「子どもに何もしてあげられなかった」と悔しさをにじませました。

その出来事がきっかけとなり、応急処置を学べる講座を受講したといいます。

また、7月23日に更新したブログでは、講座で知った『怖い話』も紹介。

例えば、東京の街中で人が倒れたら。

何とか処置しなきゃと駆け寄る人は数人。駆け寄るものの、何もしないでジッと見るだけの野次馬は多数。

ここで怖いのは、野次馬の中に消防署などで人命救助の講義を受けてる人の数が6〜7割いるんだそうです。

『実践は分からないから動かない』って選択肢を選んじゃう人が多いのが理由だそうです。

中には、知識だけ頭に詰め込んでる人が周りから「素人が動かすな!」と野次を飛ばすって事もあるそうです。

Wエンジン チャンカワイ オフィシャルブログ ーより引用

また、中には「救急車を簡単に呼ぶな」といってくる人もいるそうで、チャンカワイさんは「正義を振りかざしているつもりなのでしょう」と辛口のコメントを寄せています。

しかし、チャンカワイさんは、「なんでもかんでも救急車を呼べといいたい訳ではない」と続けます。

『なんでもかんでも救急車を呼べ』っていう訳じゃない。当然、いろんな機関に繋がる電話も把握しておくべきですし。

そのジャッジを身に付けるのが消防署の講義であったり、僕の受けた講座であったり。

勝手な物差しをぶつけ合うのではなく、そんな事の前に、苦しんでる人の救い方を瞬時に判断するスキルを高め合いたいです。

Wエンジン チャンカワイ オフィシャルブログ ーより引用

近年、救急車の出動件数、搬送人員数が増加傾向にあり、本当に救急車を必要とする人たちの搬送に支障が出てしまうケースもあるといいます。

そのため、『適正利用』を呼びかける地域は少なくありません。

チャンカワイさんも、そうした状況を理解しているのでしょう。

だからこそ、緊急時の状況を瞬時に判断できる知識をつけるべきと語っているのです。

しかし、一部の読者にはうまく伝わらなかったのか、チャンカワイさんのブログに対して批判的な声が寄せられました。

『批判』への批判

チャンカワイさんは、7月23日の深夜に改めてブログを更新。「コメントを書いてくれた人の中に、怒りの矛先がズレてる人たちがいらっしゃる」と反論しました。

僕の文章で、「是非とも救急車をバンバン呼びましょう」と促してるなら謝りますが、何度読み直しても感じる事が出来ません。

「万が一に備えて、自分でジャッジするのをやめよう!」と言っているのです。

『舌を切ったぐらいで』と、現場を知りもしない方が言えちゃう、その考えが怖いと言っておるのです。

その血を見た訳でもない。

血が止まったのは結果論なんです。

生死を彷徨ってるかなんて一般では分からないから、危ないと思ったら頼るところがある!と叫んだんです。

Wエンジン チャンカワイ オフィシャルブログ ーより引用

救急車を呼ぶか否か、素人では判断が難しいものです。

チャンカワイさんのように、応急処置の講座に通うのも1つの方法ですが、専門家のアドバイスが受けられるアプリや連絡先が用意されていることも。

こうした知識も立派な応急処置の1つ。自分のためにも、周囲のためにも、覚えておいたほうがよさそうです。


[文・構成/grape編集部]

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出典
Wエンジン チャンカワイ オフィシャルブログ

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