「救急隊に食事の時間をください」 消防局の『お願い』に反響
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「救急隊に食事の時間を!」
2022年7月26日、さいたま市消防局が、Twitterで投稿したこんな『お願い』が、大きな反響を呼んでいます。
投稿文には、救急隊の切実な現状と訴えがつづられていました。
救急出場が続くと、救急隊が消防署に帰れない時があります。
そんな時は、救急隊がコンビニ等で飲食物を購入し食事をすることがありますので、ご理解をお願いいたします。
夏場は、熱中症で救急搬送される人が多くいます。
その上、新型コロナウイルス感染症の拡大なども影響し、救急隊は十分な休憩時間がないほど、多忙な状況のようです。
当然のことながら、救急隊員だって食事や水分補給が必要です。時間を短縮し、救急車で最寄りのコンビニエンスストアなどに寄ることもあります。
しかし、それを見て「なぜ救急隊員がコンビニに寄っているんだ」「さぼっているのか」など心ないクレームを付けられるケースがあるのでしょう。
Twitterの投稿には、温かな応援の声がたくさん寄せられていました。
・当然!救急隊員はロボットじゃない。思いやりのないクレームは悲しい…。
・遠慮なくコンビニに寄って!もし救急隊員に会ったら、アイスコーヒーをおごりたい。
・暑い中、ご苦労さまです。少しでも涼んで、栄養をしっかり取ってください。
・堂々とコンビニでもどこでも寄って、しっかり休憩してほしい。本当にいつもありがとう。
救急隊員の必死の頑張りがあるからこそ、多くの命が救われています。
もし、休憩しているところを見かけたら、心の中でそっと感謝の気持ちを伝えたいですね。
[文・構成/grape編集部]