「レジ担当者が…」 とある店舗の『お客様』に向けた貼り紙に…言葉を失う
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35℃を超える猛暑日も珍しくなかった2018年の夏。
「命に関わる危険な暑さ」という表現で注意喚起が行われたことからも、異常な暑さに見舞われたことが分かります。
ネット上にも、「異常な暑さ」に関するさまざまな注意喚起や問題提起がありました。
・夏の甲子園は本当に8月にやる必要があるのか。
・夜でもエアコンをつけないと熱中症になるから気を付けて。
・2020年の五輪はこの時期にやって大丈夫なのだろうか。
「いままでは大丈夫だったから」という理屈が通用しない状況になりつつあることが分かります。
ところが、中には「命に関わる危険な暑さ」を理解できない人もいるようで…。
貼り紙を見て悲しくなる
柳瀬那智(@nachi_yanase)さんが池袋にある店で、1枚の貼り紙を見つけます。
そこには、こう書かれていました。
熱中症予防のため
レジ担当者が水分を補給している
場合がありますが
何卒ご理解ご了承くださいませ。
レジ担当者が熱中症予防のために水分を補給する…「当たり前のことが書かれているだけ」と感じる人もいるでしょう。
しかし、柳瀬那智さんはわざわざ貼り紙をした店側の意図をこうくみ取りました。
こういう貼り紙をしないといけないようなことがあったんだろうな。
ハッキリとは書かれていませんが、「レジ担当者が水分を補給することに対してクレームや文句があった」と考えたのでしょう。
「命に関わる危険な暑さ」は、炎天下で活動している人だけに当てはまるものではありません。室内で働いている人であっても、熱中症予防のための水分補給は欠かせないのです。
ほとんどの人は、レジ担当者が水分を補給することに違和感はないでしょう。ところが、中には「店員が仕事中に水を飲むなんてけしからん」とクレームをつける人もいるといいます…。
本来であれば、レジ担当者が水分補給をするために「何卒ご理解ご了承くださいませ」などという貼り紙は必要ありません。当たり前のことが、当たり前に受け入れられる環境になることが望まれます。
[文・構成/grape編集部]