美しさにため息… ページをめくるたびに光増す本に「欲しい」の声 By - grape編集部 公開:2018-10-10 更新:2018-10-10 クリエイター Share Post LINE はてな コメント ・素敵…。 ・ものすごく欲しい! ・魔法が使えそう。 そんな声が数多く上がっているのは、美術系の大学でデザインを学ぶ、大橋雨下(@uten_lullaby)さんの作品。 「本のページに書かれた文字が、結末に進むにつれて美しく発光する」という仕掛けをほどこした作品が、Twitterで反響を呼んでいます。 まぶしい結末に進むにつれて、美しく発光する本 ネット上で15万件もの「いいね!」を集めた、話題の作品がこちら! 眩しい結末に向かうにつれて、活字がどんどん強く発光する本を作りました pic.twitter.com/nRLekYvhMy— 大橋雨下 (@uten_lullaby) 2018年10月6日 とても夢のある、素晴らしい作品ですね! こちらの作品は、大学の授業で出された「新しい照明をデザインしなさい」という課題のために、制作されたものなのだそうです。 一体どのようにして、ページの活字を切り抜き、本を発光させているのでしょうか。 制作秘話をインタビュー 大橋さんに、制作にまつわる詳しいお話をうかがいました。 ――本の活字を切り抜き、発光させようと思ったキッカケは? 今回、授業で「新しい照明をデザインしなさい」という課題が出され、日ごろから読書に親しんでいる私は、すぐに「理想の読書灯を作ろう!」と考えました。 ですが、快適な読書灯の『正解』は、すでに世の中にあふれています。そこで、「こういう読書灯があったら困る」という要素は何だろうかと考えてみたんです。 そもそも読書灯は、夜に暗い部屋で読書をするためだけの灯として想定されているもの。よって、答えは『眩しすぎる照明』だと気付きました。ならばいっそ「本そのものが光ったら面白いかな」と、発想を変えてみたんです。 ――作品にかかった時間は? 素材の実験も含めて、約2週間かかりました。 ――活字はすべて切り抜いたのか? 今回は、学校の課題で締め切りという時間的制約があったこともあり、文字が切り抜かれているのは結末に向かう一部のみです。 本を開いた時点では、私が執筆した普通の小説で、最後の10ページで「お、光ってきたぞ?」と驚いていただける仕掛けになっています。 活字を切り抜くのに使われたのは、レーザーによってあらゆる素材に彫刻や切断、穴あけなどができる工作機械の『レーザー加工機』です。 本の活字を切り抜く様子を撮影した動画がこちら。 これは活字を切っているところ なめらかで見惚れていました pic.twitter.com/BahIveFpp7— 大橋雨下 (@uten_lullaby) 2018年10月6日 なめらかな動きで、一文字ずつ丁寧に切り抜かれていますね。 ――本はどうやって発光させているのか? 背表紙にあたる部分一面に、LEDテープを貼り付けて配線しています。 そこから直接コンセントにつないで電気を通す、というシンプルな仕組みです。 本のページが結末に進むにつれて、光を強く感じる理由は、背表紙の光源にあったようです。 実際に本を手に取って、読んでみたくなりますね。夢のつまったロマンチックな作品は、多くの人の心を揺さぶりました。 [文・構成/grape編集部] 『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が? レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」 出典 @uten_lullaby Share Post LINE はてな コメント おすすめ記事 屋台でよく見るから揚げ、実はコレ… 正体に「再現度高!」「もうおいしい」洗濯バサミで作ったヘビ 新年にぴったりな作品に「いい年になりそう」ジューシーなミカン …ではなく? 正体に「ウソでしょ」「分からなかった」みずほ銀行のATM休止を『映画予告風』に表すと? 衝撃の映像に、15万人が絶賛美容室、どう選ぶ? 多すぎて決まらない人におすすめなのは…[PR]「ボトムス選ばず履ける」「1足は持ってたい」 『ニューバランス』の人気スニーカーがAmazonポイント祭りセールに登場!【1/22まで】 pagetop
・素敵…。
・ものすごく欲しい!
・魔法が使えそう。
そんな声が数多く上がっているのは、美術系の大学でデザインを学ぶ、大橋雨下(@uten_lullaby)さんの作品。
「本のページに書かれた文字が、結末に進むにつれて美しく発光する」という仕掛けをほどこした作品が、Twitterで反響を呼んでいます。
まぶしい結末に進むにつれて、美しく発光する本
ネット上で15万件もの「いいね!」を集めた、話題の作品がこちら!
とても夢のある、素晴らしい作品ですね!
こちらの作品は、大学の授業で出された「新しい照明をデザインしなさい」という課題のために、制作されたものなのだそうです。
一体どのようにして、ページの活字を切り抜き、本を発光させているのでしょうか。
制作秘話をインタビュー
大橋さんに、制作にまつわる詳しいお話をうかがいました。
――本の活字を切り抜き、発光させようと思ったキッカケは?
今回、授業で「新しい照明をデザインしなさい」という課題が出され、日ごろから読書に親しんでいる私は、すぐに「理想の読書灯を作ろう!」と考えました。
ですが、快適な読書灯の『正解』は、すでに世の中にあふれています。そこで、「こういう読書灯があったら困る」という要素は何だろうかと考えてみたんです。
そもそも読書灯は、夜に暗い部屋で読書をするためだけの灯として想定されているもの。よって、答えは『眩しすぎる照明』だと気付きました。ならばいっそ「本そのものが光ったら面白いかな」と、発想を変えてみたんです。
――作品にかかった時間は?
素材の実験も含めて、約2週間かかりました。
――活字はすべて切り抜いたのか?
今回は、学校の課題で締め切りという時間的制約があったこともあり、文字が切り抜かれているのは結末に向かう一部のみです。
本を開いた時点では、私が執筆した普通の小説で、最後の10ページで「お、光ってきたぞ?」と驚いていただける仕掛けになっています。
活字を切り抜くのに使われたのは、レーザーによってあらゆる素材に彫刻や切断、穴あけなどができる工作機械の『レーザー加工機』です。
本の活字を切り抜く様子を撮影した動画がこちら。
なめらかな動きで、一文字ずつ丁寧に切り抜かれていますね。
――本はどうやって発光させているのか?
背表紙にあたる部分一面に、LEDテープを貼り付けて配線しています。
そこから直接コンセントにつないで電気を通す、というシンプルな仕組みです。
本のページが結末に進むにつれて、光を強く感じる理由は、背表紙の光源にあったようです。
実際に本を手に取って、読んでみたくなりますね。夢のつまったロマンチックな作品は、多くの人の心を揺さぶりました。
[文・構成/grape編集部]
『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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