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不可能な『配達先』に、手紙を届けたい息子 ワケを知った郵便配達員は…

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Teri Copland

イギリスで郵便事業を営んでいる企業『ロイヤルメール』。

1人の子どもに対して行ったある振る舞いが、世界中で反響を呼んでいます。

7歳の息子「天国にいるお父さんに手紙を渡して」

一連の出来事をネット上に投稿したのは、7歳の息子さんを持つ、母親のテリー・コープランドさん。

ある日、テリーさんの息子さんは、1通のカードを入れた封筒をポストに投函します。そのカードは、亡くなった父親へのバースデーカードでした。

封筒には、郵便配達員にあてて息子さんが書いた「郵便配達員さん、どうか天国にいるお父さんに渡してください」というメッセージがつづられていました。

それから数週間後、手紙を受け取ったロイヤルメールから息子さんの元へ、次のような返信が届いたのです。

私たちは手紙を配達させていただきましたので、その経過をご報告いたします。

天国にいるお父さんへの、手紙の配達。星やその他の銀河を避けながら天国まで向かうのは、私たちにとって難しい挑戦でした。

しかし、私たち『ロイヤルメール』の重要な任務は、お客様の手紙を安全に配達することです。

あなたの書いた手紙が、あなたにとってどれほど大切なものかを、私たちは知っています。

私たちは、安全かつ確実な配達に、全力を尽くします。

Teri Copland ーより引用(和訳)

ロイヤルメールの対応に感激した母親は、「無視することもできたというのに、会ったこともない小さな男の子のために時間を割き、心をつくしてくれたことに感謝します」とつづっています。

一連の出来事はFacebookに投稿され、45万件もの「いいね!」を集めました。

・読んでいて涙があふれた。

・息子さんは嬉しかっただろうな。手紙を無視せずにいてくれてよかった。

・優しい物語をシェアしてくれてありがとう!ロイヤルメールの対応にグッときたよ。

「天国にいるお父さんに手紙を届けてほしい」という息子さんの切なる願いは、郵便配達員たちの心を動かしました。

たくさんの人の優しさに触れた家族を見て、きっと天国にいるお父さんも喜んでいるはずです。


[文・構成/grape編集部]

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