ハイウェイの真ん中で怯えていた子猫を助けた警察官 その後、幸せな展開に
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アメリカ・ミズーリ州にあるノース・カンサス市警察の警察官であるジェイソンさんは、交通整理のためにハイウェイを運転していました。
すると何かを発見した彼はパトカーを停めて、現場周辺の車の動きをゆっくりにするように仲間に助けを要請します。
なぜジェイソンさんがハイウェイの真ん中で停車したのか…その理由は彼のボディカメラに映っていました。
「子猫ちゃん、子猫ちゃん、子猫ちゃん。やあ、子猫ちゃん」
そういいながらジェイソンさんが手を伸ばした先にいたのは子猫。ハイウェイの中央分離帯で怯えていたのです。
カメラには彼がパトカーに乗った後、子猫をヒザの上に乗せて、『もう大丈夫だよ。怖かったね』というように優しくなでている様子が映っています。
ウェブメディア『The Dodo』によると、ジェイソンさんはこの後、子猫を動物保護シェルターへ預けたということです。
警察官が数日後にシェルターへ戻り…
ハイウェイの真ん中にいた子猫を見つけて助けたことだけでも、ジェイソンさんのお手柄は称えられるべきでしょう。
ところが彼の親切はそれだけでは終わりませんでした。
ジェイソンさんは子猫を預けてから数日後に再びシェルターを訪れます。そして子猫の飼い主が現れていないことを確認すると、なんと自らが里親になることに決めたのです。
子猫はベラと名付けられました。ジェイソンさんはベラを家族に迎えてから、『highwaykitty(ハイウェイ・キティ)』というInstagramアカウントを開設。ベラの日々の様子が紹介されています。
ジェイソンさんの家の先住犬と先住猫らとも、仲よくなっているみたいですね。
この出来事はボディカメラの映像と共にメディアでも取り上げられ、ジェイソンさんの優しさに称賛の声がたくさん寄せられています。
子猫がなぜハイウェイの真ん中にいたのかは分かりません。多くの車が高速で行き交う場所で、もしジェイソンさんが見つけていなかったらどうなっていたことか…想像するとゾッとします。
危険な状況から助けてもらっただけでなく、家族までできたベラは本当に運がよかったのでしょう。これからはジェイソンさんの家族の一員として、楽しく暮らしていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]