『綱引き』に参加した夫が帰らぬ人に 妻「同じつらさを他の人に味わってほしくない」 By - grape編集部 公開:2019-01-23 更新:2019-01-23 注意喚起 Share Post LINE はてな コメント 注意喚起「寒い時に力むと突然死に繋がる」 「私と同じようなつらさをほかの人に味わってほしくはない」 そう語るKEIKOさんは、続けて「寒い時期に潜む危険」と「田舎に住むリスク」についてブログに書き、注意をうながしています。 KEIKOさんは、医師から聞いた言葉を次のようにつづりました。 どうしてもわからなかったのは、どうして持病もないのに、健康管理もしていたのに、こんなことになってしまったのか、それがどうしてもわかりませんでした。 高度救命救急センターの先生に何度も聞きました。 まず最初におっしゃったのは 「これは交通事故だと思ってください」 「急性心筋梗塞で全く前兆がないケースもあるのです」 Farmer’s KEIKO オフィシャルブログ ーより引用 毎年健康診断を受けて異常が見つからなくても、突然『急性心筋梗塞』になることはあるようです。 夫の場合、直接の原因は「寒い時期に『綱引き』という思いっきり力む行為をしてしまったこと」でした。 よくお年寄りがトイレで気張って心筋梗塞になるという事を聞きます。 村対抗の運動会で、主人は力自慢だったから、思いっきり頑張ったんでしょうね。 後から聞いた話ですが、一番後ろだったのでヘルメットをかぶっていたそうですが、そのヘルメットが顔の前に落ちても直せないほどふらふらになっていたらしく、それでも必死で綱を離さず引っ張っていたようです。 主人の高校の友達も言っていました。 「○○(←主人の名前)らしいな、がんばりすぎたんやろうな」 これが主人が亡くなった経緯です。 Farmer’s KEIKO オフィシャルブログ ーより引用 また、KEIKOさん夫婦が住んでいる村には設備が整った病院がありませんでした。 夫が亡くなった理由の1つとして、医師は次のことも挙げています。 「近くに人工心肺装置などを完備している病院があれば救急車で蘇生処置をしながら搬送することが出来たけれども、そういう病院が近辺にない場所だったので、まずは心肺を戻し、ドクターヘリで運ぶしかありませんでした」 Farmer’s KEIKO オフィシャルブログ ーより引用 「もし、田舎ではなく街に住んでいたら、夫はいまでも元気に生きていたことでしょう」と語るKEIKOさん。 病院の設備が整っていない田舎に住むリスクは夫婦そろって承知しており、一定の覚悟をしていたとはいえ、大切な人を失う悲しみは深いものです。 KEIKOさんの言葉が多くの人に届くことを祈ります。 [文・構成/grape編集部] 1 2 出典 Farmer's KEIKO オフィシャルブログ Share Post LINE はてな コメント
注意喚起「寒い時に力むと突然死に繋がる」
「私と同じようなつらさをほかの人に味わってほしくはない」
そう語るKEIKOさんは、続けて「寒い時期に潜む危険」と「田舎に住むリスク」についてブログに書き、注意をうながしています。
KEIKOさんは、医師から聞いた言葉を次のようにつづりました。
毎年健康診断を受けて異常が見つからなくても、突然『急性心筋梗塞』になることはあるようです。
夫の場合、直接の原因は「寒い時期に『綱引き』という思いっきり力む行為をしてしまったこと」でした。
また、KEIKOさん夫婦が住んでいる村には設備が整った病院がありませんでした。
夫が亡くなった理由の1つとして、医師は次のことも挙げています。
「もし、田舎ではなく街に住んでいたら、夫はいまでも元気に生きていたことでしょう」と語るKEIKOさん。
病院の設備が整っていない田舎に住むリスクは夫婦そろって承知しており、一定の覚悟をしていたとはいえ、大切な人を失う悲しみは深いものです。
KEIKOさんの言葉が多くの人に届くことを祈ります。
[文・構成/grape編集部]