乾燥剤はどう捨てる? メーカーの呼びかけに「恐ろしい」
公開: 更新:

※写真はイメージ

「6本あっという間になくなります」 春巻きの皮で包んだのは?料理研究家のゆかり(@igarashi_yukari)さんは、「春に食べたくなる」という春巻きのレシピをXで紹介していました。揚げずに作れる、『アスパラチーズの春巻き』とは?

100均の『すのこ』を組み立てて… 作ったものに「発想がすごい」「真似してみる」100均で買った『すのこ』を使って作ったのは?誰でも簡単に真似できるDIYを、ゆう(yupapa_kurashi_)さんが紹介しています。
- 出典
- 矢橋工業株式会社
お菓子の袋などに入っている、乾燥剤。
袋内の水分を吸収して乾燥状態を維持し、湿気による品質劣化を防ぐ効果があります。
自治体によってルールは異なりますが、乾燥剤は『可燃ごみ』として出すのが一般的です。しかし、乾燥剤の種類によっては、捨てる際に注意が必要な場合もあります。
生石灰乾燥剤を捨てる時『○○に注意して』
乾燥剤にはさまざまな種類があります。
中でも、『生石灰乾燥剤』は、取扱いに気を付けなければなりません。
※写真はイメージ
生石灰乾燥剤は、酸化カルシウムの水分を吸収する働きを生かして除湿する乾燥剤のこと。せんべいや海苔など食品の吸湿で多く使われています。
石灰製品の製造販売をする、矢橋工業株式会社のウェブサイトには、生石灰乾燥剤を捨てる際の注意点が記載されています。
生石灰乾燥剤が水分を吸収すると、化学反応を起こし、発熱するといいます。
発熱を起こした生石灰乾燥剤の周囲に可燃物があると、最悪の場合、発火してしまう恐れがあるので大変危険です。
生石灰乾燥剤を捨てる際には、水気のある物と接触させないよう注意しましょう。
なお、生石灰乾燥剤の中身が粉末状になっている場合、乾燥剤としての効力を失った状態となり、濡れても発熱する恐れがないため、そのまま捨てても問題ないそうです。
生石灰乾燥剤の取り扱いを間違えると、発熱する可能性があるのは恐ろしいですね。
乾燥剤を捨てる際には、種類を確認し、生石灰乾燥剤であれば、適切な方法で処分しましょう。
[文・構成/grape編集部]