オキシクリーンを安全に使うには? 押さえておきたい5点に「メモしました」
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- 出典
- curama.jp
『オキシクリーン』はテレビやSNSで話題になった便利なお掃除アイテムです。しかし使い方を間違えると、肌荒れを起こしたり素材が変形したりすることがあります。
本記事ではくらしのマーケット【公式】(curama.jp)に掲載されている、オキシクリーンの正しい使い方を見ていきましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
『オキシクリーン』とは
『オキシクリーン』は酸素系漂白剤の1つ。酸素の力で、衣類や食器といったあらゆるものをきれいにできるのが魅力です。
なかでも『オキシ漬け』と呼ばれる漬け置き洗いは、手軽に汚れを落とせる掃除方法として人気を集めています。
オキシクリーンが使える素材と汚れは以下の通りです。
素材
・水洗いできる衣類や布製品
・プラスチック製品
・食器
・ガラス製品
・タイル
汚れ
・油や皮脂などの酸性の汚れ
オキシクリーンを使う際の注意点
安全にオキシクリーンを使うために、以下の注意点を守りましょう。
オキシクリーンを密閉・密封しない
オキシ漬けをする際、フリーザーバッグの口を閉じたり密封容器に入れて蓋を閉めたりしてはいけません。爆発や袋・容器の破損を招きます。
これはオキシクリーンが常に酸素を出し続けているためです。
もし密封袋や密封容器を使う場合は、空気が抜けるよう口を閉じないようにしましょう。
溶液を作り置きしない
オキシクリーンをお湯に溶かして作った溶液を6時間以上放置すると、汚れを落とす効果がなくなってしまいます。一度に使い切れる分量を考えて溶液を作りましょう。
オキシクリーンを素手で触らない
オキシクリーンは『弱アルカリ性』のため、皮膚に付くと肌荒れを起こす可能性があります。使用する際は必ずゴム手袋を着用してください。
使用できない素材を把握する
以下の素材にはオキシクリーンが使えません。
・シルク
・シルク混紡
・ウール
・ウール混紡
・革製品
・宝石
・金属全般
・木材
誤って使ってしまうと、化学変化によって変色・変形する恐れがあります。
アルカリ性の汚れでは効果が得られない
オキシクリーンを浴室や洗面所の『水垢汚れ』に使ってもあまり効果はありません。
汚れを落とすには、汚れと反対の性質を持つ洗剤を使って中和させる必要があります。水垢はアルカリ性の汚れのため、弱アルカリ性のオキシクリーンでは中和できず汚れを落とし切れません。
水垢は酸性の洗剤を使って落としましょう。
さまざまなアイテムをピカピカにできるオキシクリーン。便利である一方、間違った使い方をすると効果が得られないだけではなく、事故につながる危険性もあります。
オキシクリーンの正しい使い方を理解して、家の掃除に活用してみてください。
[文・構成/grape編集部]