オニヒトデはサンゴの天敵! 刺されたら、どうすればいい? By - grape編集部 公開:2020-07-02 更新:2020-07-02 オニヒトデ危険生物注意喚起 Share Post LINE はてな コメント みなさんは、『オニヒトデ』という生き物をご存知でしょうか。 大量発生するとサンゴを食い荒らしてしまうため、海の厄介者といわれることも…。 この記事では、オニヒトデとはどんな生き物なのか、また、刺された時の対処の仕方など、さまざまな情報をご紹介します。 目次 1. オニヒトデってどんな生き物?2. オニヒトデはサンゴの天敵? 大量発生が問題に3. オニヒトデに刺されたら、どうすればいい?4. オニヒトデは水族館でも見られる? オニヒトデってどんな生き物? オニヒトデは、アカヒトデ目オニヒトデ科に分類される大型のヒトデです。 太平洋やインド洋に分布し、サンゴ礁に生息しているといいます。 体の大きさは通常、直径30cm前後。中には、直径60cmほどまで成長するものもいるのだそう。 オニヒトデ オニヒトデは、全身が毒のあるトゲに覆われています。 そのため、刺されると激しい痛みを感じ、患部は大きく腫れ上がるのだとか。 時にはアナフィラキシーショックを起こし、最悪の場合は死に至るケースも…。 過去には沖縄県で、オニヒトデに刺されて死亡する事故がありました。 オニヒトデはサンゴの天敵? 大量発生が問題に オニヒトデは、サンゴを好んで食べることで知られています。 そのため、オニヒトデが大量発生すると、サンゴを食い荒らしてしまうのだそう。 日本でも、沖縄県などさまざまな場所でオニヒトデの大量発生による食害が問題になっており、継続して駆除に取り組んでいる地域も多いようです。 オニヒトデに刺されたら、どうすればいい? もし、オニヒトデに刺されたら、どのように対処すればいいのでしょうか。 沖縄県の公式ウェブサイトでは、このように紹介しています。 軽く刺さった棘は取り除く。 棘を取り除く際には、必ずまっすぐに抜く。曲げたりゆすったりすると、棘が折れて体内に残ってしまう。 痛みを和らげるため、患部を40~45度のお湯につける。 やけどしないよう、お湯の温度に気をつける。 医療機関で治療を受ける。 沖縄県公式ホームページ ーより引用 前述のとおり、オニヒトデに刺されると激しい痛みを感じます。 刺されてしまった場合は、患部を火傷しない程度のお湯につけると、痛みが和らぐのだそう。 応急処置を行った後は、病院に行って治療を受けましょう。 オニヒトデに刺されないためには、見つけても近寄ったり触ったりしないこと。 また、海の中で手や足をつく時は、オニヒトデがいないかを確認することが重要だといいます。 オニヒトデは水族館でも見られる? オニヒトデは、さまざまな水族館で見られるようです。 過去には、東京都にある『すみだ水族館』や『サンシャイン水族館』、新潟県にある『新潟市水族館マリンピア日本海』で公開されていたことも。 星型のヒトデと同じ仲間とは思えないオニヒトデ。。。ゴハンを食べるときは他のヒトデと同じく口から胃を出すのですが、、、なかなか強烈です(゚∀゚) pic.twitter.com/0ghvc7pqO3— すみだ水族館【公式】 (@Sumida_Aquarium) August 12, 2018 チクチクチク・・・体中トゲだらけの #オニヒトデ。キケンで美しいその姿を、ぜひご覧ください。仙台パルコで「 #もうどく展2」開催中!詳細⇒https://t.co/bp6GW6m7MS#もうどく展 pic.twitter.com/G3EGduP2Jy— サンシャイン水族館 (@Sunshine_Aqua) July 31, 2019 オニヒトデ@企画展示室:棘皮動物門 ヒトデ綱 アカヒトデ目 オニヒトデ科 オニヒトデ属.輻長200㎜程.紀伊半島以南,~インド‐西太平洋のサンゴ礁.成体は10‐17腕を持つ.全身に有毒の棘を具える.写真は,企画展示「身近に潜む海のキケン生物」#マリンピア日本海 #新潟 #水族館 #aquarium pic.twitter.com/WAFcvTEVcD— 新潟市水族館マリンピア日本海 (@marinepia) July 28, 2019 オニヒトデに関する、さまざまなことをご紹介しました。 海で遊ぶ際には、オニヒトデに十分注意して楽しみましょう! 危険生物の記事一覧 [文・構成/grape編集部] 出典 沖縄県公式ホームページ/@marinepia/@Sunshine_Aqua/@Sumida_Aquarium Share Post LINE はてな コメント
みなさんは、『オニヒトデ』という生き物をご存知でしょうか。
大量発生するとサンゴを食い荒らしてしまうため、海の厄介者といわれることも…。
この記事では、オニヒトデとはどんな生き物なのか、また、刺された時の対処の仕方など、さまざまな情報をご紹介します。
オニヒトデってどんな生き物?
オニヒトデは、アカヒトデ目オニヒトデ科に分類される大型のヒトデです。
太平洋やインド洋に分布し、サンゴ礁に生息しているといいます。
体の大きさは通常、直径30cm前後。中には、直径60cmほどまで成長するものもいるのだそう。
オニヒトデ
オニヒトデは、全身が毒のあるトゲに覆われています。
そのため、刺されると激しい痛みを感じ、患部は大きく腫れ上がるのだとか。
時にはアナフィラキシーショックを起こし、最悪の場合は死に至るケースも…。
過去には沖縄県で、オニヒトデに刺されて死亡する事故がありました。
オニヒトデはサンゴの天敵? 大量発生が問題に
オニヒトデは、サンゴを好んで食べることで知られています。
そのため、オニヒトデが大量発生すると、サンゴを食い荒らしてしまうのだそう。
日本でも、沖縄県などさまざまな場所でオニヒトデの大量発生による食害が問題になっており、継続して駆除に取り組んでいる地域も多いようです。
オニヒトデに刺されたら、どうすればいい?
もし、オニヒトデに刺されたら、どのように対処すればいいのでしょうか。
沖縄県の公式ウェブサイトでは、このように紹介しています。
前述のとおり、オニヒトデに刺されると激しい痛みを感じます。
刺されてしまった場合は、患部を火傷しない程度のお湯につけると、痛みが和らぐのだそう。
応急処置を行った後は、病院に行って治療を受けましょう。
オニヒトデに刺されないためには、見つけても近寄ったり触ったりしないこと。
また、海の中で手や足をつく時は、オニヒトデがいないかを確認することが重要だといいます。
オニヒトデは水族館でも見られる?
オニヒトデは、さまざまな水族館で見られるようです。
過去には、東京都にある『すみだ水族館』や『サンシャイン水族館』、新潟県にある『新潟市水族館マリンピア日本海』で公開されていたことも。
オニヒトデに関する、さまざまなことをご紹介しました。
海で遊ぶ際には、オニヒトデに十分注意して楽しみましょう!
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[文・構成/grape編集部]