犬の採血後に頸静脈を押さえていた獣医の助手 老犬の可愛い勘違いにホッコリ
公開: 更新:

出典:meowpal33

トイレから戻ったら、カーテンレールにいたのは… 目にした光景に、ゾットルクメニアンワシミミズクの鼓珀(こはく)さんと暮らす飼い主(@SiO2_ORio)さんが、Xに投稿した1枚に、戦慄する人が続出しています。ネットをざわつかせた衝撃の1枚とは…?

飼い主「ごめんよ」 トリミング後のお迎えが、遅くなってしまい?「笑った」「舌打ちしてそう」ある日、トリミングのために預けていた、ポメラニアンのハヌルくんを迎えに行った、飼い主(haneulstory___)さん。 しかし、この日は直前まで買い物をしていたため、普段よりも30分ほど遅れてしまったそうで…。
救急動物病院で獣医の助手として働くケイリーンさん。毎日たくさんの動物たちと接している彼女が、海外の掲示板『Reddit』に投稿した2枚の写真が多くの人たちの心を和ませています。
この日、ケイリーンさんは病院にやってきたメス犬の採血をした後、首の頸静脈(けいじょうみゃく)を押さえていたのだそう。
するとその犬は、彼女が自分にハグをしてくれていると勘違いしてしまったのです。
ケイリーンさんがウェブメディア『The Dodo』に語ったところによると、通常、採血後に頸静脈を押さえるのは短い時間でいいのだそう。
でもこの犬は「もっとハグして」というように、ずっと彼女に寄りかかっていたのだとか。
犬を愛しく感じたケイリーンさんは、その子を抱きしめてあげました。その微笑ましい様子に気付いた病院のスタッフが写真を撮っていたのです。
彼女が投稿した写真には、たくさんの人たちから称賛のコメントが寄せられています。
・あなたは素晴らしいわ。動物たちを安心させて、愛されていると感じさせてくれてありがとう。
・もし私たちがもっと犬とハグをすれば、この世界はよりよくなるでしょうね。
・私も獣医の助手をしているのですごく分かるわ! こういう出来事は日々の仕事を100%よくしてくれる。
ケイリーンさんが患者さん(動物)をハグするのは今回が初めてではないといいます。彼女や病院のスタッフは日ごろから、怖がっていたり、不安そうにしたりしている動物たちがいるとギュッと抱きしめて安心させてあげるのだそうです。
たとえ言葉が通じなくても『愛情』は伝わるもの。可愛い勘違いに優しく応えたケイリーンさんのおかげで、この犬はきっと幸せな気持ちで病院を後にしたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]