犬の採血後に頸静脈を押さえていた獣医の助手 老犬の可愛い勘違いにホッコリ
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「夕飯を作ろうと思ったら…」 立てなくなったワケに「爆笑」「意志を感じる」2匹の猫と暮らしている、飼い主(@kunyan_kainyan)さん。愛猫の1匹である、カイちゃんの写真に、12万件以上もの『いいね』が寄せられました。
散歩をしていたらほかの犬から「ワン!」 柴犬の表情に「笑った」「頑張れー」柴犬のろくくんと暮らしている、飼い主(@roku125shiba)さん。 ある日、ろくくんと散歩していたら、ほかの犬から「ワン!」と吠えられたそうです。
救急動物病院で獣医の助手として働くケイリーンさん。毎日たくさんの動物たちと接している彼女が、海外の掲示板『Reddit』に投稿した2枚の写真が多くの人たちの心を和ませています。
この日、ケイリーンさんは病院にやってきたメス犬の採血をした後、首の頸静脈(けいじょうみゃく)を押さえていたのだそう。
するとその犬は、彼女が自分にハグをしてくれていると勘違いしてしまったのです。
ケイリーンさんがウェブメディア『The Dodo』に語ったところによると、通常、採血後に頸静脈を押さえるのは短い時間でいいのだそう。
でもこの犬は「もっとハグして」というように、ずっと彼女に寄りかかっていたのだとか。
犬を愛しく感じたケイリーンさんは、その子を抱きしめてあげました。その微笑ましい様子に気付いた病院のスタッフが写真を撮っていたのです。
彼女が投稿した写真には、たくさんの人たちから称賛のコメントが寄せられています。
・あなたは素晴らしいわ。動物たちを安心させて、愛されていると感じさせてくれてありがとう。
・もし私たちがもっと犬とハグをすれば、この世界はよりよくなるでしょうね。
・私も獣医の助手をしているのですごく分かるわ! こういう出来事は日々の仕事を100%よくしてくれる。
ケイリーンさんが患者さん(動物)をハグするのは今回が初めてではないといいます。彼女や病院のスタッフは日ごろから、怖がっていたり、不安そうにしたりしている動物たちがいるとギュッと抱きしめて安心させてあげるのだそうです。
たとえ言葉が通じなくても『愛情』は伝わるもの。可愛い勘違いに優しく応えたケイリーンさんのおかげで、この犬はきっと幸せな気持ちで病院を後にしたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]