「子どもは所有物」と信じる母親の虐待実録漫画 外面のよさが孤立を深める
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しつけと体罰は別物 厚労省が示した『体罰の定義』が考えさせられる2019年12月3日、厚生労働省は有識者検討会がまとめた『体罰の範囲』などに関する指針案『体罰等によらない子育ての推進に関する検討会(第3回)』を公表。そこでは、しつけとの違いを明確化し体罰を「身体に苦痛を与える罰」と定義しました。

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まつもと千春(@working_cats)さんが描いた、実録漫画をご紹介します。
作者が描いたのは、自身が体験した虐待にまつわるエピソードです。
「子供は所有物だ」とみなしている親のもとで育った作者は…。
「子供は所有物」とみなす親
幼かった当時の苦しみはもちろん、いまも作者の心に深く残る傷を思うと、胸がしめつけられます。
作者は投稿の中で、虐待をする親の心理を、次のようにつづっています。
子どもは「親の所有物」と思っている。
この漫画が多くの人に読まれているのは、「外では穏やかで評判のいい親が、家では別人のように豹変する」という構図が、決して珍しくない現実を映し出しているからかもしれません。
子どもには人格があり、喜びや悲しみを感じ取る心があり、本来誰の所有物でもありません。1人の人間である子どもを大人の都合でしいたげることは、決して許されない行為です。
虐待を受けた子どもが声を上げにくい理由の一つに、「親が外で信頼されている」という状況があります。周囲から「いい親」と見られているほど、子どもは自分の苦しみを誰にも信じてもらえないと感じ、孤立しやすくなるといわれています。
虐待をするのも大人ですが、子どもを脅威から救うことができるのも大人なのではないでしょうか。
虐待という悪しき行為を前に、私たち一人ひとりの大人が目をそらすことなく、適切な行動を取ることが求められています。
[文・構成/grape編集部]