子どもを連れて授業に出た男子学生 すると教授は「私が抱っこしてあげよう」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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アメリカ・ジョージア州アトランタにあるモアハウス・カレッジに通うニック・ヴォーンさんはいつものように授業に出席していました。するとクラスメイトの男性が赤ちゃんを抱っこして教室に入ってきたのです。
男性の名前はウェイン・へイヤーさん。ウェインさんはすぐに教授のそばに行き、「授業に出席したかったけど、ベビーシッターをしてくれる人が見つからなかったので、やむを得ず連れてきました」と事情を説明。するとネイサン・アレクサンダー教授はこう答えます。
「問題ないよ。それどころか私がその子を抱っこしてあげよう。そうすればきみはうまくノートを取れるだろう」
そしてネイサン教授は言葉通り、ウェインさんの娘のアサータちゃんを胸に抱き、そのまま最後まで授業を行いました。
この様子を見ていたニックさんが写真を撮り、『#Respect』というハッシュタグをつけてTwitterに投稿。するとたちまち拡散され、33万近い『いいね』がついています。
さらにネイサン教授は授業が終わった後もしばらく教室に残り、生徒たちの質問に答えていたのだそう。その間もずっとアサータちゃんを抱いたままだったということです。
ウェインさんは海外メディア『CNN』にその時のことを振り返っています。
一方、ネイサン教授はこう語っています。
ウェインさんがとても頑張り屋だということを知っていたからこそ、ネイサン教授は彼をサポートしてあげたいと思ったのでしょう。
ちなみにアサータちゃんは授業中ずっと大人しくしていたのだとか。授業が終わるころには教授の胸に抱かれたまま、眠ってしまったそうです。
子どもを育てながら仕事をしたり、学校に通う人は大勢います。そしてそれは簡単なことではないはずです。
みんながネイサン教授のような優しさをもって、子どもをもつ人たちをサポートできる社会になっていけばいいですね。
[文・構成/grape編集部]