『盲導犬になれなかった犬の話』に涙 施設を飛び出した犬が出会ったのは…
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- 出典
- @wtanaba
盲導犬や介助犬、聴導犬…身体が不自由で生活が困難な人を、補助犬たちは献身的に支えてくれます。
数々の訓練を受けた補助犬は、持ち前の賢さでユーザーの目や耳、手となってくれるのです。
『盲導犬になれなかった犬の話』
漫画家の渡辺カナ(@wtanaba)さんがTwitterに投稿したのは、人間の言葉を理解できる野犬を描いた創作漫画。
犬は盲導犬になるため訓練を受けていたのですが、試験に合格できない自分のふがいなさを痛感し、自ら施設を飛び出してしまいました。
自信を喪失し、野犬としてさまよっていた犬。そこに保健所の職員が現れ…。
犬の前に現れたのは、白杖を持った目の見えない男性。動物の言葉を理解できる彼と、人間の言葉を理解できる犬は、運命の出会いを果たしたのです。
吠え癖を問題視され「盲導犬にはなれない」といわれていた犬ですが、男性はそんな部分も含めて犬を受け入れました。
出会うべくして出会った1人と1匹の素敵な物語に、読者がコメントや8万件以上の『いいね』を寄せています。
・泣いてしまった。電車の中で読むんじゃなかった…。
・男性と犬のこの先のエピソードが読みたい…!幸せになってほしい。
・最後のページで涙が…。自分も、誰かのために隣を歩きたいと思った。
漫画を読んで、多くの人が「きっと誰もが他者に必要とされ、それと同時に他者を必要としている」と気付かされたようです。
[文・構成/grape編集部]