「すごい勇気」 北野武、陛下即位30年の式典で述べた『祝辞』がスゴイ
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- 出典
- 産経新聞
2019年4月10日、『天皇陛下御在位三十年記念式典』が東京都内で開催されました。
当日は、ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥教授や、お笑いタレントや映画監督としても活躍する北野武さんら、多くの著名人が出席。
北野さんは、両陛下への祝辞の言葉も述べ、その内容が「笑った」「すごい勇気」と反響を呼んでいます。
以下、祝辞全文です。
祝辞を述べる前、一礼する際にマイクに頭をぶつけるなど、定番のボケで会場の笑いを誘った北野さん。
さらには、自身が監督を務めた映画『アウトレイジ3』の出演者がのちに逮捕されてしまったことを暗に示す内容を入れるなど、祝辞の内容はかなり攻めたものです。
北野さんの際どいギャグは続き、「お茶会のお土産を友人に売りつけている」「元号をもじり、前の所属オフィスをいじる」など、『たけしワールド』全開。
天皇陛下の御在位30年を祝うおめでたい場であることを考えると、北野さんの祝辞の異端さがより際立ちます。
しかし、それでも北野さんのボケ倒した祝辞が好意的に受け入れられているのは、ひとえに北野さんの人柄によるものなのかもしれません。
祝辞の終盤につづられている天皇皇后両陛下に向けた感謝の言葉は温かみにあふれ、中盤のギャグとは打って変わって、感動的なもの。
ユーモアにあふれた祝辞を考えつき、そして正式な場で実際に述べてしまうことなど、北野さん以外にできる人はいません。
最初から最後まで『たけしワールド』全開の祝辞に、天皇皇后両陛下もきっと笑顔になられたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]