犬好きな郵便配達員 配達先の犬に会いに行くと犬用のおやつが置いてあり…
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仲間と遊び回るコーギー 飼い主がとらえた1枚が…「必殺技を出しそう」飼い主(@corgi_tumugi)さんと暮らすコーギーの、つむぎちゃんが、必殺技を繰り出す直前のような構えを披露。アニメさながらの愛らしい姿に、Xで5万件超の『いいね』がつく反響が寄せられました。

飼い主「こういう時だけ協力するの、やめてもらっていいですか」 光景に「見事な連携で笑った」「頭よすぎ」複数の愛犬と愛猫と暮らしている、飼い主(@fukumaru_buna)さん。ある日、深夜1時という遅い時間に、寝室とは別の部屋から音がしたといいます。
Twitterユーザー、eyeleanさんの父親のフェルナンドさんは郵便配達員をしています。ある日、彼女は父親から送られてきた写真をTwitterに投稿しました。
フェルナンドさんは配達ルートで出会う犬たちにおやつをあげるのが好きなのだそう。彼はこの日、いつも配達に訪れる家で、自分宛てに犬用のビスケットが入った袋と手紙が置いてあるのを見つけます。
手紙にはこう書かれていました。
グレッチェンが昨日、旅立ちました。彼女からあなたに、お願いがあります。彼女が食べ終えることができなかったおやつを、あなたが配達中に出会う犬たちに分けてあげてほしいのです。
彼女はあなたに会えることを、そしてあなたからおやつをもらえることをいつも楽しみにしていました。
ありがとうございます。
この家にはグレッチェンという名前の高齢の犬がいました。
フェルナンドさんはこの手紙を読んで感極まり、娘にメールを送ったのです。
ああああ、たったいま、僕の友達の1匹が昨日亡くなったことを知ったよ。グレッチェンは大きなジャーマンシェパードで、でもテディベアだった。
このeyeleanさんの投稿は多くの人たちを感動させ、18万回以上リツイートされます。
そしてグレッチェンの飼い主であるクリスさんのもとにも伝わったのです。
海外メディア『Good Morning America』によると、クリスさん夫妻は保護犬だったグレッチェンを2013年に家族に迎えたといいます。
グレッチェンは家族以外のほとんどの人を信用しない性格だったのだそう。そのためフェルナンドさんにも、初めはなついていませんでした。
しかしフェルナンドさんは毎日、根気よくグレッチェンの名前を呼んでおやつをあげ続けました。郵便物の配達がない日でもグレッチェンに会うためだけにクリスさんの家に立ち寄ったりしていたそうです。
そんなフェルナンドさんにグレッチェンは次第に心を開き始め、彼がやってくるのを楽しみにするようになったのです。
このフェルナンドさんとグレッチェンのストーリーが広まったことで、クリスさんは多くの人たちに伝えたいことがあるといいます。それは「高齢の保護犬の里親になってほしい」ということ。
最後の数年間をクリスさん夫妻とともに過ごし、フェルナンドさんという友達もできたグレッチェン。
彼女はきっと幸せだったことでしょう。
[文・構成/grape編集部]