犬好きな郵便配達員 配達先の犬に会いに行くと犬用のおやつが置いてあり…
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父「はい、撮るよー」 完成した家族写真に「どうしてそうなった」「1周回って好き」父がカメラマン役になった家族写真。その出来に娘が驚愕したワケは?
『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
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Twitterユーザー、eyeleanさんの父親のフェルナンドさんは郵便配達員をしています。ある日、彼女は父親から送られてきた写真をTwitterに投稿しました。
フェルナンドさんは配達ルートで出会う犬たちにおやつをあげるのが好きなのだそう。彼はこの日、いつも配達に訪れる家で、自分宛てに犬用のビスケットが入った袋と手紙が置いてあるのを見つけます。
手紙にはこう書かれていました。
グレッチェンが昨日、旅立ちました。彼女からあなたに、お願いがあります。彼女が食べ終えることができなかったおやつを、あなたが配達中に出会う犬たちに分けてあげてほしいのです。
彼女はあなたに会えることを、そしてあなたからおやつをもらえることをいつも楽しみにしていました。
ありがとうございます。
この家にはグレッチェンという名前の高齢の犬がいました。
フェルナンドさんはこの手紙を読んで感極まり、娘にメールを送ったのです。
ああああ、たったいま、僕の友達の1匹が昨日亡くなったことを知ったよ。グレッチェンは大きなジャーマンシェパードで、でもテディベアだった。
このeyeleanさんの投稿は多くの人たちを感動させ、18万回以上リツイートされます。
そしてグレッチェンの飼い主であるクリスさんのもとにも伝わったのです。
海外メディア『Good Morning America』によると、クリスさん夫妻は保護犬だったグレッチェンを2013年に家族に迎えたといいます。
グレッチェンは家族以外のほとんどの人を信用しない性格だったのだそう。そのためフェルナンドさんにも、初めはなついていませんでした。
しかしフェルナンドさんは毎日、根気よくグレッチェンの名前を呼んでおやつをあげ続けました。郵便物の配達がない日でもグレッチェンに会うためだけにクリスさんの家に立ち寄ったりしていたそうです。
そんなフェルナンドさんにグレッチェンは次第に心を開き始め、彼がやってくるのを楽しみにするようになったのです。
このフェルナンドさんとグレッチェンのストーリーが広まったことで、クリスさんは多くの人たちに伝えたいことがあるといいます。それは「高齢の保護犬の里親になってほしい」ということ。
最後の数年間をクリスさん夫妻とともに過ごし、フェルナンドさんという友達もできたグレッチェン。
彼女はきっと幸せだったことでしょう。
[文・構成/grape編集部]