病気を持った、高齢の猫 旅立つ数日前、飼い主が思いついたアイディアは…
公開: 更新:


「子猫が手を噛むので…」 飼い主が渡したものに「天才ですね」「ナイスな発想」子猫が手を噛んで困る…。そんな悩みを抱える飼い主さんが生み出した、ある画期的な解決策が話題に。手作りの『手のオモチャ』に秘められた愛と工夫、そして子猫の反応を写真とともにお届けします。

ガス検査中、布団の下をよく見ると…? 『暗闇』の正体に「愛おしい」「泣きそうになった」人見知りの黒猫、あさりちゃん。ガス検査で知らない人が来たので、慌てて飼い主さんの布団に隠れました。
猫たちは構ってほしがることが多いものです。たとえ飼い主が仕事中でも平気で邪魔をしてきたりしますが、それがまた可愛くて許してしまいますよね。
デビーさんの愛猫、リッキーも常に飼い主にくっついていたがる甘えん坊。ウェブメディア『The Dodo』によると、リッキーは普段から、デビーさんがなでてくれるまでずっと彼女の後ろをついてくるのだとか。
17歳という高齢のリッキーは関節炎を患っているため、抱っこされたりなでてもらったりすることで体も心も楽になるのだそう。しかし、デビーさんも毎日忙しく過ごす中で、四六時中リッキーをなでてあげることはできません。
そこでデビーさんはあるアイディアを思いつきます。
彼女は骨折した時などに腕を吊るすスリング(三角巾)を購入。その中にリッキーを入れて、抱っこすることにしたのです。
デビーさんの娘がTwitterに投稿した動画には、まるで人間の赤ちゃんのようなリッキーの姿が。
スリングで抱っこされると、リッキーはすぐにリラックスした様子で目を細めていたということです。かなり気に入ったみたいですね。
デビーさんは家で家事をしている間は、このようにスリングでリッキーを抱っこすることにします。これでリッキーはいつでもなでてもらえるようになりました。
そしてこの投稿からわずか5日後、リッキーは天国へと旅立ちました。
リッキーは飼い主さんに抱っこされるのが、本当に大好きだったといいます。
最後の数日間、デビーさんに抱かれながら、たっぷりと体をなでてもらったリッキーは幸せだったことでしょう。
[文・構成/grape編集部]