1人で旅する男性が出会った1匹の子猫 そのまま一緒に世界をめぐることに
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
通りすがりの女性に絶叫された犬 その姿に「これは絶叫されて当然」「私もする」サモエドのダッツくんとの日常をSNSで発信している、飼い主(@samoyed_dazs)さん。 2024年12月21日に、ダッツくんを連れて都内のイルミネーションを見に行くと、通りすがりの見知らぬ女性に…?
いまの生活を変えたい。もっと広い世界をこの目で見てみたい
忙しい毎日の中で、そんな思いがふと頭をよぎる人は少なくないでしょう。
スコットランドに住むディーン・ニコルソンさんもその1人。ディーンさんは仕事を辞め、2018年9月1日にたった1人で自転車で世界を巡る旅に出発しました。
1人旅を始めてから3か月後、9か国を訪れた後にボスニア・ヘルツェゴビナとモンテネグロの国境にいた彼は、何かの鳴き声に気が付きます。
足元を見ると子猫が必死に鳴きながら、ディーンさんの後をついてきていたのです。
周りに飼い主らしき人はおらず、人懐っこい子猫が明らかにお腹を空かせているのが分かったディーンさんは、子猫を連れて近くの町の動物病院へ行きました。
メスの子猫は生後7週間と見られました。彼は必要なワクチンを受けさせた後、子猫を『ナラ』と名付け、一緒に旅をすることに決めたのです。
ディーンさんは早速ナラのために自転車に積める猫用のバッグを購入。
こうして晴れて彼の旅の相棒となったナラの大冒険の様子をご覧ください。
自転車に揺られて町から町を移動しながら、カヌーに乗ったり、浜辺を散歩したり、ハンモックの上でお昼寝をしたりと旅を満喫している様子のナラ。
月日が経つにつれてナラの体がどんどん大きくなり、もはや最初のころに入っていたバッグにはおさまらなくなったみたいです。
2019年4月23日の時点で、ディーンさんとナラはギリシャのサントリーニ島に滞在しているということです。
彼は旅の途中でナラの体調に異変を感じたらすぐに動物病院に連れて行っていて、ナラの健康をとても気にかけていることが分かります。そんなディーンさんはナラと安全に旅を続けるために、寄付金サイトで支援を募っています。
1人旅の途中で偶然出会ったナラ。いまや彼女はディーンさんにとって仲間であり、家族であり、大きな癒しを与えてくれる大切な存在なのでしょう。
現在、ディーンさんのInstagramのフォロワーは40万人を超えています。ディーンさんとナラの微笑ましい動画もたくさん投稿されているので、彼らと一緒に旅をしている気分になりたい人はぜひ見てみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]