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金融庁の「年金に頼らず自助」発言に、金平キャスターが『ひと言』 共感の声相次ぐ

By - grape編集部  公開:  更新:

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「年金だけでは生活水準に届かない可能性があるため、国民は自助をする必要がある」

2019年5月に金融庁が公開した『金融審議会「市場ワーキング・グループ」(第23回)』の資料が波紋を広げています。

金融庁は『公的年金だけでは望む生活水準に届かないリスク』として、国民の将来設計についてこのようにつづっています。

今後は、公的年金だけでは満足な生活水準に届かない可能性がある。

年金受給額を含めて自分自身の状況を「見える化」して老後の収入が足りないと思われるのであれば、各々の状況に応じて、就労継続の模索、自らの支出の再点検・削減、そして保有する資産を活用した資産形成・運用といった「自助」の充実を行っていく必要があるといえる。

金融庁 ーより引用

少子高齢化によって年金制度が破綻し始めているため、金融庁は年金の給付水準の低下を予想し、自助を呼びかけました。

この資料が公開されるやいなや、ネット上では「なぜいままで対策をとらなかったのか」「こんなのは詐欺だ」といった非難の声が続出しました。

破綻する年金制度に、金平茂紀キャスターが強いひと言

同年6月8日、報道番組『報道特集』(TBS系)では、今回の金融庁の資料について放送。

金平茂紀キャスターの発したひと言が、ネット上で話題になっています。

老後の暮らしのためには年金以外に2千万円の貯えが必要だとした金融庁の報告書が波紋を広げています。

政府は慌てて釈明をしていますが、「年金は100年安心」といっていたのは、ほかならぬ政府だったのではないでしょうか。

場合によっては謝罪ごときでは済まないと思いますが、みなさんはどうお考えでしょうか?

報道特集 ーより引用

かつて政府がうたっていた『年金100年安心プラン』。しかし、長年危ぶまれていた少子高齢化が進み、自助を呼びかけるほどになってしまいました。

もはや「破綻した」といわれても過言ではないこの現状に、金平キャスターはハッキリとした口調で政府の責任を問います。

番組放送後、金平キャスターの発言はネット上で拡散され、共感する声が相次いでいます。

・いいねぇ金平さん。ハッキリと物申す番組、応援します。

・本当に、払うだけ払わせてもらえないってどういうことよ?払い損とはまさにこのこと。

・これが個人による詐欺の犯罪だったら、謝罪だけでは済まないでしょう。

・2000万円貯めても、足りなくなるんだろうな…。年金がまかなってくれるとは思えない。

年金制度は、いろいろな理由で満足に収入を得ることが難しくなった人を社会全体で支える制度。そして、支えた人はいつか支えられる側になるはずでした。

「年金を払い続けながら貯金をして、老後は自助をする」ということが簡単ではないのは明白です。

きっと、多くの国民が「謝罪ではなく、しっかりとした対策をとって行動で示してほしい」と思っていることでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
報道特集金融庁

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