「参考になる」「知らなかった」 2023年に変わる「お金の制度」
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給料や給付金、税金など、お金にまつわる制度は毎年変更が加えられています。
自分に関係するものだけでも知っておきたいけれど、なかなか網羅するのは難しい…。
そんな人に向けて、ファイナンシャルプランナーのこう(money_quest_fp) さんが「2023年に変わるお金の制度」を紹介しています。
後から損をしないように、ぜひチェックしてみてください。
出産・子育て世帯に渡るお金の増額
2023年から出産・子育てクーポン(出産準備金)の配布が開始されました。
妊娠の届け出をした際に「出産応援ギフト」、出生の届け出をした際に「子育て応援ギフト」がそれぞれ5万円配布されます。
また、2023年4月から、出産育児一時金が増額されます。
これまで42万円だった支給額が、50万円に増額となります。
ただし、出産費用は全国平均で約47.3万円かかるとのこと。
今後も継続的な少子化対策に期待したいところです。
暮らしに関するお金の制度が変わる
2023年4月から、時間外労働の賃金が引き上げになります。
これまで中小企業では割増賃金率が25%でしたが、4月からは50%に増加します。
年金に関しては、2023年4月から5年前みなし繰下げが開始されます。
「5年前みなし繰下げ」とは、例えば70歳を過ぎて年金請求をしたとしても、5年前に請求をしたと見なし、年金額を増額する仕組みです。
これにより年金の受け取り額が変わることもあるので、しっかり確認しておきましょう。
絶対に理解すべき「インボイス制度」
2023年10月から、インボイス制度が開始されます。
フリーランス・個人事業主の方は、①請求書の様式、②消費税の申告、③フリーランスの仕事の仕方、の3つに変化が生じる可能性があります。
また、会社員で副業されている方も関係しますので、しっかりチェックしましょう。
インボイス制度は10月から始まりますが、開始直後から対応する場合は2023年3月末までに登録が必要です。
抜け漏れのないよう、あらかじめ準備しておきましょう。
[文・構成/grape編集部]