番組で免許を返納した尾木ママが『高齢者に呼びかけ』 その内容に称賛の声相次ぐ
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快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。
ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。
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2019年4月に池袋で起こった交通事故をきっかけに、高齢者ドライバーによる事故が相次いで報道されています。
ブレーキとアクセルの踏み間違いや、判断力の低下によって引き起こしやすくなるといわれる、高齢者ドライバーの事故。
世間では、高齢者ドライバーの免許の返納や、政府の対応について議論が交わされています。
尾木ママ、72歳で運転免許を返納
同年6月12日に放送された、情報番組『あさチャン!』(TBS系)での尾木直樹(通称・尾木ママ)さんの行動が話題になっています。
番組では、尾木さんが同月11日に警視庁武蔵野署を訪れた姿をVTRで放送。尾木さんは運転免許証を自主返納しました。
高齢者ドライバーによる相次ぐ事故の報道を聞き、免許の返納を決意した尾木さん。
28歳のころに運転免許を取って以来、毎日通勤で使ったり、ドライブに行ったりと、車を運転することが好きだったと話します。
VTR後、尾木さんはスタジオで「得意なことができなくなる衝撃もあるけど、『人を傷付けたらどうしよう』という気持ちがなくなる安心感や開放感のほうが大きい」とコメントしました。
番組放送後、ネットからは「尾木ママかっこいい!」「これで世間にいい影響が出たらいいな」といった称賛の声が相次いでいます。
尾木ママの『免許返納』についての思い
同日、尾木さんはブログに「都市部で返納を迷っている高齢者の方へ」という記事を投稿。
こうして大々的に免許を返納した理由について「交通網が発達しているけど、なかなか免許を手放せない人の決断の後押しになれば」といいました。
そして、尾木さんは返納後の気持ちについてこのようにつづっています。
都市部の高齢者に返納後の『安心感』を伝えながら、交通機関が発達していない地域の課題についても触れた尾木さん。
尾木さんがいうように、この問題は「高齢者に免許を返納させればいい」というわけではなく、国全体が対策を考えなくてはならないでしょう。
誰かがリスクを負うのではなく、すべての人が安心して快適に暮らせる社会を目指したいですね。
[文・構成/grape編集部]