「学校に行きたくない」と息子が泣くと… 父親の『予想外な行動』に、称賛の声
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文部科学省が平成29年度に全国調査した結果によると、小・中学校における不登校児童生徒数は、14万人を超えるといわれています。
何らかの理由で学校に行くことのできない子どもたちは、世の中に数多くいるのです。
朝から「学校に行きたくない」と泣く息子
2人の息子さんを育てる、父親の白神 典明(@hug_yama)さん。
ある日の朝7時ごろに、小学生の長男が、こういいながら泣き始めたといいます。
「学校に行きたくない。今日は寝ていたい」
※写真はイメージ
泣いている息子さんに対し、白神さんは理由を尋ねるのでも叱るでもなく、すぐさま沸いた風呂に入るよう、うながしました。
そして、風呂上がりで身体の温まった息子さんに対し、昨夜の鍋の残りを使った豚しゃぶを食べさせたのです。
「肉とネギを一緒に食べるとうまいよ」などといって、朝ご飯をすすめる父親の言葉につられて、息子さんは出されたものをすべて完食。その後、いつものように学校へ向かったといいます。
「朝ご飯を食べなかったら、学校を休ませよう」と考えていたという白神さん。ネット上では、父親の対応に対し、称賛の声が相次いでいます。
・なんて素敵な対応。いいお父さんだなぁ。
・「満たされる」ということの意味を、改めて考えさせられた。
・自分も子どもに対して、こんな風な対応をしてあげられる親になりたい。
・昔、不登校になったことがある。こんな対応をされたら、子どもは心が軽くなると思う。
その後、息子さんの様子に大きな変化はなく、毎日学校に行っているそうです。
精神的に不安定な状態にあった息子さんは、風呂で身体を温め、食事でお腹を満たすことで、緊張していた心身をリラックスさせることができたのでしょう。
子どもからの『SOS』に対し、理由を尋ねる以外にも大人にできることはたくさんあるのだと気付かされますね。
[文・構成/grape編集部]