愛犬がじっとして動かない、なぜ? 「自然が怒っている」 By - 吉元 由美 公開:2019-06-30 更新:2019-06-30 エッセイ吉元由美 Share Post LINE はてな コメント 吉元由美の『ひと・もの・こと』 作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。 たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。 自然のハーモニーが乱すものは どんっ! 月曜日の朝、千葉県南東沖を震源とする地震がありました。近くで道路工事でもやっているのかと思うような「どんっ」という音。それが地震の音だとわかったのは、ダイニングの照明が揺れているのに気づいたときでした。これが大地震の前触れになりませんように。地下に溜まったエネルギーが、小出しにされますように、と祈りながら、(ごめんなさい)(愛しています)と思わず心の中でつぶやいていました。 ここ数年の自然災害は、激しさを増しています。ゲリラ豪雨という言葉が登場して10年ちょっとでしょうか。台風の勢力も大きくなり、大きな地震も頻発しています。世界に目を向けても激しいですよね。アメリカ中西部では今年の5月に三日間で67回竜巻が発生し、甚大な被害が出ました。 こうした気象の激しい現象が起きるたびに、 「自然が怒っている」 「地球が怒っている」 という言葉を見聞きします。森林を伐採し続け、海にゴミを廃棄し、二酸化炭素を排出し続け…私たちもそのことを自覚しつつ、この便利な生活環境を手放すことができずにいる現実があります。海の生き物たちのお腹の中から大量のプラスチックゴミが出てきた画像はとてもショッキングです。でも、だからと言って、スーパーのビニール袋は便利で、ついエコバッグを使うのを忘れてしまう。 先日、生き物たちを苦しめているのはこういうことなのだ、と突きつけられたことが、家の中で起こりました。ソファの横で、飼っているトイプードルがじっと立ったままこちらを見えているのです。どうしてそこにじっとしているのだろう…と思って見ていたら、何かおかしい。近づいてみると、なんと体に透明のテグスが絡まって動けなくなっていたのです。 アクセサリー用のテグスを箱にしまったつもりが、糸がはみ出していたのですね。それに絡まっていたのです。そのとき、プラスチック問題はこういうことなのだと自覚しました。 自然は音楽のようです。動物も植物も、自然そのものも、それぞれの場所で最適な環境で存在し、自然の摂理の元で生きている。淘汰されるものは淘汰されていくかもしれません。それも自然の調和のプロセス。それが人間でありませんように。 調和とはハーモニー、地球はひとつの音楽を奏でていたはずなのです。オーケストラの中に不協音があれば、音楽がどうなるのか。それはもう私たちにはわかりきったことですね。 (ごめんなさい) (愛しています) ハワイに伝わる問題に直面したときの解決法であるホ・オポノポノの言葉。この言葉が不安や怖さを取り去る一助となり、想いが地球に伝わることを願います。 ※記事中の写真はすべてイメージ エレガントな終活~50歳から、もっと幸せになる~ エレガントな終活~50歳から、もっと幸せになる~吉元 由美1,394円(12/21 22:05時点)Amazon楽天市場YahooAmazonの情報を掲載しています 作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー [文・構成/吉元由美] 吉元由美 作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。 ⇒ 吉元由美オフィシャルサイト ⇒ 吉元由美Facebookページ ⇒ 単行本「大人の結婚」 快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。 ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。 Share Post LINE はてな コメント
吉元由美の『ひと・もの・こと』
作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。
たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。
自然のハーモニーが乱すものは
どんっ!
月曜日の朝、千葉県南東沖を震源とする地震がありました。近くで道路工事でもやっているのかと思うような「どんっ」という音。それが地震の音だとわかったのは、ダイニングの照明が揺れているのに気づいたときでした。これが大地震の前触れになりませんように。地下に溜まったエネルギーが、小出しにされますように、と祈りながら、(ごめんなさい)(愛しています)と思わず心の中でつぶやいていました。
ここ数年の自然災害は、激しさを増しています。ゲリラ豪雨という言葉が登場して10年ちょっとでしょうか。台風の勢力も大きくなり、大きな地震も頻発しています。世界に目を向けても激しいですよね。アメリカ中西部では今年の5月に三日間で67回竜巻が発生し、甚大な被害が出ました。
こうした気象の激しい現象が起きるたびに、
「自然が怒っている」
「地球が怒っている」
という言葉を見聞きします。森林を伐採し続け、海にゴミを廃棄し、二酸化炭素を排出し続け…私たちもそのことを自覚しつつ、この便利な生活環境を手放すことができずにいる現実があります。海の生き物たちのお腹の中から大量のプラスチックゴミが出てきた画像はとてもショッキングです。でも、だからと言って、スーパーのビニール袋は便利で、ついエコバッグを使うのを忘れてしまう。
先日、生き物たちを苦しめているのはこういうことなのだ、と突きつけられたことが、家の中で起こりました。ソファの横で、飼っているトイプードルがじっと立ったままこちらを見えているのです。どうしてそこにじっとしているのだろう…と思って見ていたら、何かおかしい。近づいてみると、なんと体に透明のテグスが絡まって動けなくなっていたのです。
アクセサリー用のテグスを箱にしまったつもりが、糸がはみ出していたのですね。それに絡まっていたのです。そのとき、プラスチック問題はこういうことなのだと自覚しました。
自然は音楽のようです。動物も植物も、自然そのものも、それぞれの場所で最適な環境で存在し、自然の摂理の元で生きている。淘汰されるものは淘汰されていくかもしれません。それも自然の調和のプロセス。それが人間でありませんように。
調和とはハーモニー、地球はひとつの音楽を奏でていたはずなのです。オーケストラの中に不協音があれば、音楽がどうなるのか。それはもう私たちにはわかりきったことですね。
(ごめんなさい)
(愛しています)
ハワイに伝わる問題に直面したときの解決法であるホ・オポノポノの言葉。この言葉が不安や怖さを取り去る一助となり、想いが地球に伝わることを願います。
※記事中の写真はすべてイメージ
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作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー
[文・構成/吉元由美]
吉元由美
作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。
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⇒ 単行本「大人の結婚」