河原雅彦は舞台演出・映画脚本も手掛ける　妻・安藤聖との間には双子が誕生

河原雅彦（かわはらまさひこ）さんは、舞台演出や映画脚本も手がける多才な俳優。俳優としてドラマや映画で独特の存在感を放っています。

舞台では古典から新感覚のミュージカルまで、幅広いジャンルの演出を独自の感性と柔軟性で成功させてきました。

そんな才能豊かであらゆるジャンルで活躍している河原雅彦さんについて、詳しくご紹介します。

河原雅彦の演技が観られるドラマ・映画・舞台

河原雅彦さんは、映画やTVだけでなく舞台でも活躍する俳優です。TVドラマでは２０００年に大ヒットしたドラマ『池袋ウエストゲートパーク』（TBS系）や、２０１６年の松嶋菜々子さん主演のドラマ『営業部長 吉良奈津子』（フジテレビ系）などに出演しています。

映画への出演は２０１４年に岡田将生さん主演の映画『オー！ファーザー』や、同じ年に公開された映画『大人ドロップ』などがあります。

舞台への俳優としての出演は２００５年にドラマでも放送された舞台『電車男』や２０１８年には舞台『さらば！あぶない刑事にヨロシク』など。数多くの舞台に出演しています。

TVでも舞台でも、さまざまな方法で河原雅彦さんの演技を観ることができるのはファンとしては嬉しいですね。河原雅彦さんの独特の存在感のある演技を堪能できます。

河原雅彦がドラマ『スモーキング』で演じた役は？

２０１７年４月から放送された木曜深夜ドラマ枠『木ドラ２５』のドラマ『スモーキング』（テレビ東京系）に、河原雅彦さんが出演。このドラマは岩城宏士さんの同タイトルの漫画が原作です。

このドラマで俳優の石橋凌さん演じる佐辺重蔵、金子ノブアキさん演じる八丁、丸山智己さん演じるゴロ、吉村界人さん演じるヒフミンの４人が暗殺集団『スモーキング』を演じました。

４人はそれぞれ心に傷を負ったアウトロー。公園に住むホームレスとして身をやつしながら、法で裁けないような悪魔や外道たちを容赦なく葬り去っていくというストーリーです。その第６話で、河原雅彦さんは囚人の野戸黒役を演じました。この囚人の野戸黒は脱獄を図るストーリーの重要なキーマンとなる役どころでした。

河原雅彦が演出を手掛けた舞台

河原雅彦さんは、演出家としても活躍。２０１０年から舞台『押忍！！ふんどし部！』の演出にたずさわっています。同じく２０１０年にはドイツの若手劇作家マリウス・フォン・マイエンブルクの作品で、ヨーロッパで大ヒットした舞台『醜男』の演出にも挑みました。

すでに大ヒットを記録している舞台を任されるというのは、才能を認められている証拠かもしれません。

２０１２年には星野源さんが初主演を務めた『TEXAS』を演出。日本の片田舎を舞台に、予測不能な事態が次々起こるというストーリーで観客を魅了しました。

２０１５年には漫画家の古屋兎丸さん原作の漫画を舞台化した、中村倫也さん出演の舞台『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』の演出を担当。前回担当だった演出家とは異なる視点の独自の世界を作り上げていました。

河原雅彦さんが所属する事務所の株式会社キューブが企画制作を担当した２０１８年の舞台『cube 20th presents　Japanese Musical「戯伝写楽 ２０１８」』は、同じ事務所の俳優橋本さとしさんが主演を務めており、事務所の俳優が数多く出演している舞台です。

２０１９年３月からは舞台『愛のレキシアター『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』』の原案・演出・上演台本を担当。レキシこと池田貴史さんの音楽でつづる異色のミュージカルに仕上がりました。ちなみに河原雅彦さんには『たいらのまさピコ』というレキシネームがあります。

幅広いジャンルの舞台に、柔軟な発想で挑み続けている河原雅彦さん。彼が演出を務める舞台を多くの演劇ファンが待っているのでしょう。

河原雅彦と妻・安藤聖との間には双子の女児が誕生

河原雅彦さんは２００３年に俳優のともさかりえさんと結婚しましたが、２００８年に離婚。

２０１６年１２月に俳優の安藤聖さんと再婚し、２０１７年８月に双子の女児が誕生しました。

２人の出会いは河原雅彦さんが演出するミュージカルに、のちに妻となる安藤聖さんが出演したことだったそうです。

双子に恵まれて、河原雅彦さんの演技や演出にどう影響するのかにも注目していきたいですね。

河原雅彦の現在・これから

河原雅彦さんは２０１９年７月から放送開始となった深夜ドラマ『Iターン』（テレビ東京系）で阿修羅警察署の刑事である城島豊役を演じています。中堅広告代理店につとめるムロツヨシさん演じる狛江光雄が地方支社へ左遷同然で単身赴任となります。

その単身赴任先はヤクザが牛耳る修羅の街で、いつの間にか光雄はヤクザの舎弟となり、サラリーマンとヤクザの二重生活を強いられるというストーリー。刑事役の河原雅彦さんがどのような演技を見せてくれているのか見逃せません。

これからも河原雅彦さんの活躍に期待しましょう。

河原雅彦　プロフィール

俳優・脚本家・演出家として活動。１９９２年にライブ活動や演劇などを行う『HIGHLEG JESUS』を結成し、総代としてすべての作品の作と演出を行ってきた。２００６年に演出をてがけたシス・カンパニー公演の舞台『父帰る』『屋上の狂人』で読売演劇大賞の優秀演出家賞を受賞。２０１５年に同じく演出を手掛けた舞台『万獣こわい』が読売演劇大賞の優秀作品賞に選ばれている。

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[文・構成／grape編集部]