お腹が空いて警察に電話した幼い少年 駆け付けた警察官の神対応にニッコリ
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「庭にマングースが出た」と通報 現場に急行した警官からの『報告』に、署内爆笑!動物の出没に対して警察官が刺股や警棒を手にし、必死に捕獲しようとするシーン。テレビのニュースなどで、一度は見たことがある人もいるでしょう。 通報がある以上、警察官は現場へ行かなければなりませんし、住民へ被害が及びそうなら...

警察官「子供何歳?」 道の途中で車を止められ、子供の年齢を聞かれたと思ったら…アメリカに住む@kikilunanoahさんは、自身が体験した珍しいエピソードをXに投稿し、多くの反響を呼びました。 クリスマスが迫る、2024年12月下旬のある日、投稿者さんは4歳の娘さんを連れ、車で図書館に向かっていたところ、警察官に止められてしまい…?
夏のある日、アメリカ・フロリダ州のサンフォード警察に緊急電話がかかってきました。
電話を受けた通信係によると、電話をかけてきたのは幼い男の子で、「『お腹が空いているのでピザを注文したい』といっている」とのこと。
そこで男の子の健康状態や生活環境を確認するため、通報を受けた3人の警察官が急いで現場へ向かいます。
到着すると、家には電話をかけてきた5歳のマニュエルくんと彼の姉がいました。姉によると、彼らの生活はまったく問題なく、彼女の知らないうちにマニュエルくんが警察に電話をしてしまったのだそう
彼はただお腹が空いたけど、ピザの注文の仕方が分からなかったので、警察に助けを求めようとしたのです。
事情を知った警察官たちは、トラブルではなかったことにひと安心。しかしそこであっさりその場を離れることはしませんでした。
警察官たちはちょうどいい機会だと思い、マニュエルくんに緊急電話の正しい使いかたを教えてあげました。
さらにその後、近くのピザ店に行って大きなピザを買い、彼に届けてあげたのです。
ピザを手にして嬉しそうなマニュエルくんとさわやかな笑顔の警察官たち。
サンフォード警察のFacebookに投稿されたこの写真には『#foodemergency(食べ物緊急事態) #pizzahotline(ピザホットライン) #speedydelivery(スピード配達) #servicecomesinmanyforms(サービスはいろんな形でやってくる) #pleasedontcall911fordelivery(食べ物の配達のために911番に電話しないでね)』といったユーモアたっぷりのハッシュタグが添えられています。
きっとマニュエルくんは親から「困ったときは911番に電話しなさい」と教えられていたのでしょう。教えを実践した彼は、ある意味とても賢い子なのではないでしょうか。
また幼い子どもからの電話を無視することなく、的確かつ思いやりをもって神対応をした警察官たちも素晴らしいですね。
[文・構成/grape編集部]