中3で不登校になった中川翔子 いじめに関する『本音』に、心揺さぶられる By - grape編集部 公開:2019-08-23 更新:2019-08-23 いじめ中川翔子 Share Post LINE はてな コメント 2019年8月23日放送のバラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)で、子どものいじめについて特集。 タレントの中川翔子さんがVTR出演し、いじめにより不登校になった中学時代の経験を明かしました。 中川翔子「どうか生き延びてほしい」 中学3年生のころにいじめっ子から靴を隠され、先生に泣きながらいじめの事実を訴えた中川さん。当時、先生は新しい靴を差し出し、「とりあえずこれを使って」といってきたそうです。 ところが後日。中川さんに向かって、先生は信じられないひと言を投げかけました。 「早くこの間の靴代を払ってください」 いじめが起きている現実から目を背け、靴にかかったお金のことばかり気にしていた先生。信頼していた先生に「裏切られた」と感じた中川さんは、大人を信用することをやめ、学校に行かなくなったといいます。 中川さんは、不登校になった当時の心境を振り返り、「好きなことがあったから生きてこられた」と語りました。 子どものころってもう本当に、すごくガラスのようにデリケートだから、ヒビが一回入ると何がキッカケで「バーッ」ってなるか分からない。 でも逆に、心に穴が開いた時に、それを守るために無理やり音楽聴いたり歌ったり、本を読んだり絵を描いたり、そういう「楽しいな」「好きだな」ってことを無理やりやってたら、「うわー死にたい」って衝動がいくらかやわらいでいて。 そうしているうちに、気付いてないかもしれないんですけど本当に10代の脳みそ、ごくごくと飲み込むサナギタイムなんですよね。 この時にチャージしたことって、莫大な経験値となって未来に返ってくるんですよ。 10代のころに見つけた「好き」って、一生モノの好きだと思うんですね。いまだに私は絵を描いたりゲームをすることも好きです。 どうか、死ぬことと誰かを攻撃すること以外のことならなんでもいいので、どうか生き延びてほしいなっていうことを伝えられたら。 バイキング ーより引用 いじめにあい、悩み苦しんでいる子どもたちに向けて「どうか生き延びてほしい」と訴える中川さん。続けて、次のようなメッセージを送りました。 毎日、すごく苦しかったりいろんなことを思い出しちゃって、悩んでる時間ってすごく長く感じるかもしれない。 だけど、よくよく考えたら先祖代々の誰かが途中で死んでたら、いまの自分っていなくて。奇跡の連鎖の最先端の、奇跡の塊が自分の命だと思うと…。 攻撃してくるようなくだらない他人に時間を持ってかれるのって悔しいじゃないですか。 見返してやるには、自分が幸せになることだと思うので、いまめちゃくちゃしんどくても、もし自分で死んじゃったら本当に無駄になっちゃいますから。 生き延びて生き延びていくうちに「あれ、今日は嬉しいかも」って日が来たりする。「あー生きててよかった」って心が震える瞬間って、絶対来る。だからどうか生き延びてください。 バイキング ーより引用 中川さんは、同日に次のようなツイートを投稿しています。 夏休み、あと10日を切りました十代の自殺者が一番多いのが、夏休み明けの9/1だそうですどうか、生き延びて攻撃してくるような愚かな人は、他人です。他人のどうでもいい人生より、自分の命に時間を使って。先祖代々の奇跡の連鎖の最先端、奇跡の塊が自分の命。自分なりに幸せになることがリベンジ— 中川翔子🌙風といっしょに (@shoko55mmts) 2019年8月23日 中川さんの声かけに対し、ネット上ではさまざまな反響が寄せられました。 ・自分はもう大人だけど、中川さんの言葉を10代のころに聞きたかった。 ・本当にその通り。いま悩んでいる人は、生きることを絶対に諦めないでほしい。 ・世の中には生まれてこない命もある。「一人ひとりの命は奇跡の塊」という中川さんの言葉が胸に刺さった。 中川さんがいうように、一人ひとりの命は数々の奇跡が重なった結果、存在するものです。 大人として、子どもが発信している『SOS』に気付いた際は、「生きてさえいれば絶対に楽しい瞬間はやってくる」ということを教えてあげたいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 バイキング Share Post LINE はてな コメント
2019年8月23日放送のバラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)で、子どものいじめについて特集。
タレントの中川翔子さんがVTR出演し、いじめにより不登校になった中学時代の経験を明かしました。
中川翔子「どうか生き延びてほしい」
中学3年生のころにいじめっ子から靴を隠され、先生に泣きながらいじめの事実を訴えた中川さん。当時、先生は新しい靴を差し出し、「とりあえずこれを使って」といってきたそうです。
ところが後日。中川さんに向かって、先生は信じられないひと言を投げかけました。
「早くこの間の靴代を払ってください」
いじめが起きている現実から目を背け、靴にかかったお金のことばかり気にしていた先生。信頼していた先生に「裏切られた」と感じた中川さんは、大人を信用することをやめ、学校に行かなくなったといいます。
中川さんは、不登校になった当時の心境を振り返り、「好きなことがあったから生きてこられた」と語りました。
いじめにあい、悩み苦しんでいる子どもたちに向けて「どうか生き延びてほしい」と訴える中川さん。続けて、次のようなメッセージを送りました。
中川さんは、同日に次のようなツイートを投稿しています。
中川さんの声かけに対し、ネット上ではさまざまな反響が寄せられました。
・自分はもう大人だけど、中川さんの言葉を10代のころに聞きたかった。
・本当にその通り。いま悩んでいる人は、生きることを絶対に諦めないでほしい。
・世の中には生まれてこない命もある。「一人ひとりの命は奇跡の塊」という中川さんの言葉が胸に刺さった。
中川さんがいうように、一人ひとりの命は数々の奇跡が重なった結果、存在するものです。
大人として、子どもが発信している『SOS』に気付いた際は、「生きてさえいれば絶対に楽しい瞬間はやってくる」ということを教えてあげたいですね。
[文・構成/grape編集部]