いじめを受けるも、先生は助けてくれない…心配する母への言葉に「娘つえーな!」
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昔から問題になっている、『学校でのいじめ』。
傷付く言葉を投げかけられたり、暴力を振るわれたり、無視されたり…心ない言動によって、いじめを受けた多くの子どもが苦しんでいます。
いじめによって学校に行くことが怖くなり、登校拒否になる子どももいます。最悪の場合は、自ら命を絶ってしまうこともあるのです。
『いじめ』という言葉では軽くとらえられるかもしれませんが、その中身は傷害罪や恐喝罪、暴行罪といった犯罪だということを忘れてはいけません。
…いじめを受けた娘の言葉に、母親ビックリ!
高校生になる娘をもつまっちゃん(@J9qu6kEmNuGCV3r)さん。
小学生だった娘さんは、いじめを受けていた1人の生徒をかばったことがあったといいます。
しかし、そのことで娘さんがいじめのターゲットに…その上、守ってあげた子もいじめに加担するようになってしまいます。
先生に助けを求めても取り合ってもらえず、学校を1週間休んだ娘さん。そんな娘さんを見て、お母さんはとても心配していました。
すると、そんなお母さんに、娘さんはこういい放ったのです。
私はいじめを受けてるから休むんじゃない。
休めば、もう少し真剣に取り合ってもらえると思ったから。
※写真はイメージ
「こうして学校を休むことで、取り合わなかった学校側に話を聞いてもらえるようになるかもしれない」…そう考えていたのです。
その姿に、お母さんは「つえーな!おい!」と驚いたといいます。
結局、学校側が娘さんを守ってくれることはありませんでした。
権力者を親に持つ加害者を守る学校側の対応に、お母さんは「この件については学校に頼りませんので、放っておいてください」といい放ったそうです。
いじめの加害者が守られ、被害者は守ってもらえない…学校側の対応には、第三者からしても首を傾げざるを得ません。
高校になった娘さんは、当時のことを振り返ってこういっているそうです。
別に自分さえブレなければいいだけだと思いながら、1人の時間を楽しんだわ。おかげで本をたくさん読めた。
あの時に自分の信念を曲げなかったことで、自信につながったと話す娘さん。そして、お母さんが一緒に戦ってくれたことが嬉しかったといいます。
お母さんも、「悲しい結果だったけど、娘は娘なりに何が正しく、何が間違っているのかを見極める力がついたと思う」と感じたそうです。
しかし、結果的にいい方向に向かったとしても、いじめはあってはならないこと。いじめによって負った傷は、ずっと心の底に残り続けます。
もし子どもがいじめを受けてしまった時は、大人がしかるべき対応をとり、被害者を守らなければいけないと考えさせられます。
[文・構成/grape編集部]