ベッドに寄り添って床の上で眠る犬 その姿を見た飼い主が涙を流した理由は
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。
仲よしの友人を亡くすことはとてもつらいことです。それは人だけでなく動物にとっても同じでしょう。
2018年、ケイトリン・ウィンさんの家には2匹のかわいい犬がいました。名前はジョージとハリー。
ウェブメディア『The Dodo』によると、ジョージが7歳の時に、新たな家族としてハリーを迎えたといいます。
2匹はすぐに仲よくなり、遊ぶ時も眠る時もいつも一緒だったのだそう。特に眠る時は、それぞれベッドがあるにもかかわらず、2匹は1つのベッドをシェアしてくっついて寝ていました。
大好きな『親友』が旅立った1年後
しかしジョージは15歳の時に病気になってしまいます。
それからも2匹はいつも一緒に眠っていました。ただハリーは病気のジョージを気遣って、ベッドをジョージに使わせてあげて、自分は床の上で眠るようになったといいます。
その後、ケイトリンさん家族はつらい選択をすることになります。これ以上の回復が見込まれないジョージを、安楽死させることにしたのです。
安楽死の前夜、ハリーは何かを感じ取ったかのように落ち着きがなく、部屋の中を鳴きながら行ったり来たりしていたのだとか。そして当日、ハリーも動物病院へ行き、ジョージと最後のお別れをすることになりました。
そこでハリーはジョージと離れることを嫌がり、ずっとそばにいたといいます。ジョージがこの世で最後に目にしたのは、ハリーだったそうです。
ジョージが旅立った後も、ハリーは自分のベッドではなくジョージと一緒に眠っていたベッドをよく使っているのだとか。
ケイトリンさんはずっとその様子を見ていましたが、ふと1年前の写真と比べた瞬間にあることに気が付き、涙があふれたといいます。
ハリーは1年が経った今でも、ジョージのためにベッドを空けているのです。
ケイトリンさんが投稿した写真は多くの人にシェアされ、「涙があふれた」「犬は魂が見えるから、ジョージがそこにいるんだよ」などのコメントが寄せられています。
私たちには見えなくても、ハリーは今でもこうして大好きなジョージと一緒に眠っているのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]