『殺処分ゼロ』を目指し、生駒市が全国初の取り組み 「素晴らしい」「応援します!」の声
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

これは食べられないわ… はんぺんの上で、哀愁漂う顔をしながら寝そべっていたのは…うどんの上に寝っ転がっていた動物に「発想が斬新すぎる」「哀愁が漂って見える」の声が続出!かわいすぎて食べられません。
- 出典
- 環境省
2019年10月1日、奈良県生駒市は、全国初となる動物愛護の取り組みを発表しました。
ふるさと納税の寄付を活用し、野良猫の避妊や去勢にかかる手術費を市が全額負担するといいます。
※写真はイメージ
猫はとても繁殖力の強い動物です。増えてしまった野良猫は、結果的に殺処分されてしまいます。
生駒市内にも多くの野良猫がおり、フンや尿、鳴き声、ゴミあさりなど、環境被害の相談がこれまでに多く寄せられていました。
殺処分を減らすため、猫の保護団体は野良猫や地域猫を捕獲(TRAP)し、不妊・去勢手術(Neuter)し、元の場所へ帰す(Return)、通称『TNR活動』を行っています。
生駒市が行う、『殺処分ゼロ』を目指す動物愛護
生駒市は地域猫の保護活動を行うサポーターの活動支援として、市が指定した動物病院で行う避妊・去勢手術の費用を全額負担。
また、ふるさと納税の『殺処分ゼロを目指す 猫愛護コース』に集まった寄付金を活用し、サポーターの募集や動物愛護に関する啓発活動、捨て猫防止の監視を行うといいます。
ほかにも、避妊や去勢手術に協力くださる指定動物病院との連携を進め、『殺処分ゼロ』を目指しているとのことです。
環境省によると、2018年に殺処分された猫は3万4千854匹。殺処分される猫の多くが、生後間もない子猫といいます。
生駒市の取り組みや多くの人の協力によって、1匹でも多くの命が助かることを願わずにはいられません。
[文・構成/grape編集部]