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三田村邦彦の旅番組が大人気! 『酒』へのこだわりがスゴイ

By - grape編集部  公開:  更新:

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三田村邦彦

人気ドラマシリーズや映画に多数出演し、二枚目俳優として多くのファンをとりこにした三田村邦彦(みたむらくにひこ)さん。

最近では、テレビ番組などで見せる飾らない姿が支持され、ローカル旅番組などで親しまれています。

ここでは、そんな三田村邦彦さんが現在出演している人気番組や、過去に出演した作品、歌手活動についてなど、さまざまな情報をご紹介します。

三田村邦彦の旅番組が人気

三田村邦彦さんがメインの『旅人』を務める関西ローカルの旅番組『おとな旅あるき旅』(テレビ大阪)。

これまで、西日本を中心に、北は北海道、南は鹿児島までさまざまな地域が取り上げられ、2019年1月には放送開始から10周年、同年7月には放送500回を記録しました。

『おとな旅あるき旅』は、三田村邦彦さんがゲストや女性レポーターとともに散歩を楽しみながら、名所を巡ったり土地の名物料理やお酒を味わったりする番組。三田村邦彦さんのしみじみとした語り口のトークが持ち味です。

番組の公式インスタグラムには、撮影のオフショットなどのんびりとした写真が多く投稿され、フォロワー数は2019年9月現在で3700人超え。

番組のムック本も『おとな旅あるき旅の本』、『おとな旅あるき旅の本2』の2冊が刊行されるなど、多くの視聴者から愛されています。

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吉本興業の若手芸人などが起用されることが多い関西ローカルのロケ番組で、三田村邦彦さんのような地元に縁のないタレントの番組が10年以上続いているのは、快挙ともいえる大健闘。

三田村邦彦さんの飾り気のないキャラクターが、関西の人たちにもウケているようです。

三田村邦彦は『必殺』シリーズでブレイク

三田村邦彦さんのブレイクのきっかけは、ドラマ『必殺』シリーズ(テレビ朝日系)に出演したこと。初めて出演したのは、1979年に放送されたシリーズ第15弾『必殺仕事人』です。

三田村邦彦さんが演じたのは、かんざしを武器に戦う『簪の秀(飾り職人の秀)』。二枚目俳優の三田村邦彦さんの登場は、シリーズの女性ファンを急増させました。

文藝春秋が運営するニュースサイト『文春オンライン』によると、三田村邦彦さんは、ほかの仕事の都合上、シリーズを降板するため劇中で殺されるはずだったのだそう。

しかし、番組側から請われ、シリーズ第30弾までのドラマ6本と劇場版5本に出演。1986年放送の第26弾『必殺まっしぐら!』では、主演を務めるほどの人気ぶりでした。

『必殺』シリーズで俳優としての地位を確たるものにした三田村邦彦さん。

2018年2月22日に行われたイベント『阪急生活楽校×朝日新聞Reライフプロジェクト~こころもカラダも元気になろう!~』に出席した際、『必殺』シリーズの裏話を明かしました。

三田村邦彦さんは、お金で人殺しを請け負う役が嫌で、辞めたいと思ったこともあるのだそう。

しかし、ベテランカメラマンで、後にシリーズの監督も務めた石原興(いしはらしげる)さんから説得されて発奮し、シリーズを長く続けることができたのだそうです。

当時ベテランカメラマンだった石原興さんから飲みに誘われ、「今ここで辞めてしまうと、一生中途半端な役者になるぞ。もうちょっと頑張れるなら、これから色々なことを教えてやる」と説得されました。蜷川さんと同じようなこと言われたのがショックでしたね。おかげで6年近く必殺シリーズを続けることができました。

朝日新聞Reライフネット ーより引用

三田村邦彦の主な出演作品は?

三田村邦彦さんのデビュー作は、1979年公開の映画『限りなく透明に近いブルー』。米軍基地にほど近い福生に暮らす若者たちのドラッグとセックスをテーマにした、村上龍(むらかみりゅう)さんの同名小説が原作です。

三田村邦彦さんは、原作者の村上龍さんをモデルとする主役の青年・リュウ役を演じました。

このほかにも、1989年公開の特撮怪獣映画『ゴジラvsビオランテ』や、三田村邦彦さんの出身地である新潟県が舞台の『アノソラノアオ』、福島第一原発事故発生直後の首相官邸や市民の様子を再現した2016年公開の『太陽の蓋』など、多くの映画に出演しています。

ドラマでは、石原裕次郎(いしはらゆうじろう)さんが演じる『ボス』を筆頭に、七曲署の個性的な刑事たちが活躍する人気ドラマシリーズ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)に出演。所轄署を渡り歩く『ジプシー』こと原昌之役を演じました。

また、1990~2011年まで放送された長寿ドラマシリーズ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)には、シリーズを通して出演。岡倉家の三女・文子と結婚・再婚を繰り返す高橋亨役で、お茶の間に親しまれました。

三田村邦彦は歌手として『想い出の糸車』『自惚れ』などをリリース

三田村邦彦さんは、人気俳優として活躍する一方で、歌手としても活動しています。

『いま走れ!いま生きる!』や『想い出の糸車』、『自惚れ』といった、『必殺』シリーズの主題歌・挿入歌のほか、『君はパラダイス』、『追憶のサファイア』など、1980年代~90年代を中心に、数々の楽曲をリリース。

2017年には、旅番組『おとな旅あるき旅』のテーマ曲『明日へのターミナル』を担当することが発表され、話題となりました。

同番組のテーマ曲を担当することは、三田村邦彦さん本人たっての希望だったそうで、テレビ大阪の社長に直訴。紆余曲折を経て、実現しました。

三田村邦彦は酒好き

旅番組『おとな旅あるき旅』では、お酒を飲んでほろ酔いでトークする姿がお馴染みの三田村邦彦さん。酒どころ・新潟県の出身だけあって、お酒が好きなことで知られています。

菊水酒造が行ったインタビューによると、三田村邦彦さんは日本酒をはじめ、ビールや洋酒など、その日の気分に合わせたお酒を毎日嗜むといい、つまみも自分で作るのだそう。

また、お酒を飲む時の器にもこだわりがあり、「いい器にはお酒をおいしくする効果がある」と考えているのだとか。お酒の種類や冷酒、熱燗といった飲み方によって、器を使い分けて楽しんでいるのだそうです。

旨い酒をより美味しく飲むには、器の存在が大きいですよね。日本酒の場合なら、冷酒のときはこのグラス、熱燗にはこのお猪口と、決まったものがあります。気に入りの器で酒を飲むと、精神的な満足感も得られるけど、いい器には酒をより旨くする効果があるんですよ。

無冠帝 The mukantei ISM ーより引用

また、お酒の席では、「役者同士批判してはいけない」という故・藤田まこと(ふじたまこと)さんの教えを守り、仕事の話を持ち込むことはしないという三田村邦彦さん。

節度をもって好きなお酒を楽しめるところに、大人の魅力が感じられますね。

三田村邦彦の現在・これから

旅番組『おとな旅あるき旅』が好評放送中の三田村邦彦さん。ほかにも、近年は舞台出演や公演会などを中心に、意欲的に活躍中です。

65歳をすぎてなお、ますます元気な姿をファンに見せてくれる三田村邦彦さんのこれからの活躍にも期待しましょう。

三田村邦彦 プロフィール

生年月日:1953年10月
出身地:新潟県
血液型:B型
身長:178cm
所属レーベル:日本コロムビア

1979年、映画『限りなく透明に近いブルー』の主演に抜擢されデビュー。同年より、ドラマ『必殺』シリーズ(テレビ朝日系)に出演。メインキャスト・簪の秀役を演じ、人気を博した。その後、『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)、『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)などの人気ドラマシリーズに出演。『ゴジラvsビオランテ』、『アノソラノアオ』、『太陽の蓋』など、映画にも多数出演する。現在は関西ローカルの旅番組『おとな旅あるき旅』(テレビ大阪)にレギュラー出演中。


[文・構成/grape編集部]

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出典
tvo.otonatabi朝日新聞Reライフネット無冠帝 The mukantei ISMおとな旅あるき旅日本コロムビア

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