台風時におにぎりを握り続ける恋人 「そんなに握らなくても」と声をかけると…
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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2019年10月12~13日にかけて、各地で甚大な被害をもたらした大型の台風19号。接近前から、停電や浸水などの被害が懸念されていました。
そんな中インディーズバンド『3markets[ ]』のかざま(@kazamatakafumi)さんの恋人は、おにぎりを握り続けていたといいます。
きっと恋人は、停電になってしまうことを恐れ、電気がなくても食べられるように準備していたのでしょう。
かざまさんは、そんな恋人の姿を見て不安を和らげようと、このように声をかけたといいます。
「そんなにおにぎりを握らなくても、きっと大丈夫だよ」
しかし、恋人はおにぎりを握り続ける理由をこのように答えたのです。
「あなたや私は大丈夫かもしれないけれど、大丈夫じゃない人がいた時に配れるように握っているの」
なんと恋人は「自分たちに被害がなくても、食べるものがないまま避難している人たちがいたら、おにぎりを配ろう」と考えていたのです。
かざまさんは、そんな恋人のことを「すごいな」と思ったといいます。
恋人の他人を思いやる気持ちに、多くの人が尊敬の念を抱きました。
・大変な時に他人のことまで考えられるなんてすごいな。
・素敵な恋人ですね。不安を和らげようとする、かざまさんも素敵です。
・なかなかそこまで考えられないから尊敬する。
日常生活とは違うことが起きると、パニックになってしまったり、自分のことで精いっぱいになったりしてしまうでしょう。
ですが、かざまさんの恋人のように周りの人の『もしも』を考えられるようにしたいですね。
[文・構成/grape編集部]