森でやけどをしたコアラを見つけた女性 救出した方法が素晴らしいと称賛の声
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※写真はイメージ

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2019年10月、オーストラリアで森林火災が発生し、11月に入ってからさらに被害が拡大しています。この火災によって野生のコアラが被害に遭い、『ポート・マッコリ―・コアラ病院』によるとこれまでに少なくとも350匹のコアラが命を落としたということです。
そんな状況の中、1人の女性によって救われたコアラが話題になっています。
やけどを負ったコアラを助けるため、女性がとった行動は…
ニューサウスウェールズ州を車で走っていたトニ・ドハーティさんは、森の中から出てきた1匹のコアラに遭遇しました。
コアラはやけどを負っていて、足に火が付いていたのだそう。それを見たトニさんは迷うことなく車を降りて、コアラのほうへ走って行ったのです。
コアラの足に付いている火を消すために、彼女は自分が着ていたTシャツを脱いで、コアラをくるんで抱きかかえました。そのまま安全な場所まで運んでからコアラの体に水をかけ、その後コアラを車に乗せて病院に連れて行ったということです。
トニさんは海外メディア『CNN』の取材で、その時のことを振り返りました。
7人の孫がいるトニさんは、コアラに孫の1人と同じ『ルイス』という名前を付けました。ルイスは全身にひどいやけどを負っていましたが、病院で治療を受けて食欲も戻ってきたといいます。
この救出劇は多数のメディアで取り上げられ、トニさんに称賛の声が殺到しています。
オーストラリアでは今回の森林火災によるコアラの被害を深刻に受け止め、生き残ったコアラを見つけるために探知犬を導入することにしました。
オーストラリアの森林火災は11月24日現在もまだ終息していません。
トニさんに救われたルイスが回復して元気になりますように、そして1匹でも多くのコアラが助かることを願ってやみません。
ルイスが救出された時のより詳しい状況が知りたい人は、こちらの動画をご覧ください。(※痛々しいシーンが含まれるのでご注意ください)
Woman rescues koala from bushfire in New South Wales
[文・構成/grape編集部]