停車する電車で聴覚障害の女性たちにスマホの画面を見せる乗客 その内容に感動
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- @catfoodmami
聴覚障がいを持つ、ねこ(@catfoodmami)さんは、ある日友人と電車に乗っていました。
すると、電車は突然停車。なかなか発車しないことを不審に思い、友人と手話で「どうしたのかな?」と会話しながら、辺りを見渡していたといいます。
その様子を見たほかの乗客は、ねこさんたちに突然スマートフォンの画面を差し出してきました。
画面には、このようなことが書かれていたといいます。
中央線で人身事故があって「停車する」と放送がありました。
停車のお知らせは放送のみだったため、聴覚障がいのあるねこさんたちには伝わらなかったのです。
乗客は、ねこさんたちが手話で会話をしていたことから、アナウンスが聞こえていないことを察知したのでしょう。手話では伝えることができなかったため、スマートフォンの画面に映し出した文字で状況を教えてくれたのです。
ねこさんは、乗客の気遣いに「こういうの嬉しい!」と感情をあらわにしました。
そして、ねこさんは「手話ができなくてもこういう方法で助けられるので、もしどこかで聞こえない人が困っていたらぜひ助けてもらえると嬉しいです」と呼びかけました。
この投稿を読んだ人たちからは、「自分も力になれそう」などのコメントが寄せられていました。
・助けたい気持ちがあれば、今ならさまざまな方法で手伝えると思う!
・気が付いた乗客もすごい。勉強になりました。
・手話ができなくてもこの方法なら自分にもできそう。
・電車の情報をアナウンスだけじゃなくて、画面に表示できるようになるといいね。
音声だけでは、情報が十分に伝わらないこともあるでしょう。
ねこさんは「電車内でのアナウンスなどはまだ音声だけというところも多く、それで困る人は多い」といいます。
困っている人がいたら自分なりの方法でサポートをし、障がいの壁をなくすことができるといいですね。
[文・構成/grape編集部]