ニューヨークの至る所にコアラのぬいぐるみが出現 その理由に心が痛む
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「定時で帰ります」 そのワケに「上司も納得」「いや、早退しよう」「かわいい猫ちゃんが待っているので、定時で帰ります」投稿した写真が、反響を呼んでいます!
飼い主に「こたつで寝るな」と注意する猫が、こちらある日、なつめ(@sauntm)さんは部屋にある暖かいコタツで、横になっていました。 するとそこへ、愛猫のねねちゃんがやってきたのですが、少し変わった表情をしていたそうで…?
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立ち並ぶ高層ビルやネオンがきらめくタイムズスクエアなど、世界的に有名な観光都市として人々を魅了するアメリカ・ニューヨーク。
2020年1月10日、そのニューヨークの至る所にたくさんのコアラのぬいぐるみが出現しました。
町の電柱などにしがみついているコアラのぬいぐるみ。
これはオーストラリアの森林火災で被災したコアラを始めとする野生動物たちの支援を募るプロジェクト『Koalas of NYC』のキャンペーン活動です。
コアラのぬいぐるみにはカードがぶら下げてある様子。そこにはオーストラリアの森林火災で10億匹の動物たちが犠牲になったことと、QRコードが記されています。
このQRコードから『Koalas of NYC』の寄付金サイトを通じて、オーストラリアで最大の野生動物保護団体『WIRES(NSW WILDLIFE INFORMATION AND RESCUE)』に寄付をすることができるのです。
これらのコアラたちを通じて、人々にオーストラリアで起きている非常事態について関心を持ってもらうことを目的にした『Koalas of NYC』。
世界中から観光客が集まるニューヨークだけに注目度も高く、実際に多くの人たちが寄付をする様子が見られています。
またこのキャンペーンはさらに広がりを見せています。
1月17日にはコアラたちはイギリス・ロンドンの町にも出現しました。
『Koalas of NYC』のGoFundMeアカウントでは目標金額2万ドル(約220万円)のうち、1月23日現在で約1万6千250ドル(約178万円)が集まっています。
思わず抱きしめたくなるような愛らしいコアラのぬいぐるみたち。オーストラリアではこんなかわいいコアラを始め、カンガルーやウォンバットなどあらゆる野生動物たちが火災によって命を落としています。
また運よく助かった動物たちも、エサとなる植物が焼失するなどしているため、今後も生き延びられるかどうかが懸念されている状況です。
被災した動物たちを助けたいと思ってもどこに寄付をしたらいいのか分からないという人も多いでしょう。
『Koalas of NYC』は人々がその場ですぐに寄付ができる方法として効果を発揮しているようです。
森林火災が収束し、笑顔のこのぬいぐるみのようにオーストラリアの動物たちが安心して暮らせる生活が1日も早く戻ってくることを願います。
[文・構成/grape編集部]